東京アカデミー札幌校
ブログ
札幌校の手島です。
今日のブログは、まさにこのブログを見ている今、何をすれば公務員試験の合格につながるのかという観点から
お話してみようと思います。
とはいっても、今日一日だけ頑張っただけでは公務員試験に合格できませんので、今日から何を優先して勉強していけば良いのかくらいのスタンスでご覧ください。
【「数的処理」で半分取れれば合格はグッと近づく】
公務員試験の最初の関門は1次試験(筆記試験)です。ここで突破のカギを握るのは言うまでもなく
「数的処理(数的推理、判断推理、資料解釈などの総称)」でしょう。
例えば、教養試験(基礎能力試験、必答問題など名称は試験ごとに異なる)40問のうち16問がこの「数的処理」から出題されます。合格者の多くはここで5割以上、つまり8問以上正解していることが多いです。「数的処理」で5割以上正解できる受験生が筆記試験を突破できないケースは、ほぼないといって差し支えないでしょう。
現に札幌校の受講生も今年の公務員試験でこのラインを確保できていた方々はもれなく筆記試験を突破できています。
仮に「〇〇市の筆記ボーダーは6割らしい」としても、他の点を稼ぎやすい分野(知識問題の中の「時事」の部分、文章理解の「現代文」など)で得点できれば総合的に見たときに6割を超えることは十分に可能です。
つまり、「数的処理」で5割以上取れるように勉強・復習を頑張るというのが公務員試験の筆記試験突破のセオリーということになります。
したがって、この「数的処理」に関しての学習に優先的に取り組むのが大切であり、公務員試験の学習のスタートの瞬間からしっかり時間をかけて対策していくべき分野ということになります。
【コスパが良いのは「時事」】
公務員試験で最も効率よく点を取りに行くなら「時事」の勉強が重要になります。
教養試験の40問のうち、直接的に「時事」の知識が問われるのは4問ほど。上記の「数的処理」との比較で
少ないと思われがちですが、それは早計です。「〇〇事情」や「〇〇政策」という「時事」に関する周辺知識からの出題まで含めると、出題数はもっと多くなります。
また、「時事」対策の最大のメリットはコストパフォーマンスが異常に高いことです。
勉強の範囲・時間ともに少ないことに加え、法改正・国際情勢・社会保障など身近なトピックを扱うため、他の分野よりも取っつきやすいという特徴を持ちます。
少ない努力で最大限の結果を得られる数少ない科目なので、受験生目線では魅力的ですね!
今日は「数的処理」、「時事」の勉強が大切というお話をしてきました。
次回のブログでは、今からできる「面接試験」のための準備についてお話します。
次回もお楽しみに!