就職氷河期世代のための国家公務員採用試験、始まる！

おはようございます。東京アカデミー池袋校の福田です。

兵庫県宝塚市から始まった試み＝就職氷河期世代のための職員採用試験（公務員試験）が、今様々な自治体に、そして国に広まりつつあります。

最近の関連ニュースを拾い集めてみると・・・（詳細は、記事タイトルをクリックして、リンク先をご覧ください）。

2019/11/27　千葉日報　「就職氷河期世代」採用　千葉県内初　鎌ケ谷市来年度にも
2019/12/02　神戸新聞　就職氷河期世代　兵庫県も採用へ
2019/12/11　朝日新聞「氷河期世代」対象の採用試験、東京都が来年度に実施へ
2019/12/13　時事通信社　全府省庁で来夏採用　氷河期世代対象に　―　安倍首相表明
↑↑ この記事には、地方自治体にも採用を要請すると書かれています。
2019/12/19　神戸新聞　「氷河期世代」神戸市も来秋採用
2019/12/20　山陽新聞　就職氷河期世代、正規職員で採用　岡山市、20年2月募集開始
2019/12/23　Sankei Biz　職氷河期世代支援、3年で650億円超の財源確保　政府行動計画明記、新交付金で自治体支援
↑↑ この記事には“新たな交付金を創設し氷河期世代への対応に積極的な地方自治体を支援するほか、国家公務員の中途採用は元年度中に一部の府省で先行的に取り組みを始めるとした。”とあります。

そして、上記に記載の“一部の府省”での“先行的”な取り組みが、12月25日（水）より内閣府と厚生労働省で始まりました。いずれも出願は2020年1月10日（金）迄ですので、急ぎましょう！

内閣府　就職氷河期世代を対象とした採用
係員級と係長級があり、受験資格はともに、高卒以上／2020年4月1日時点で 35～49 歳。採用予定者数は、それぞれ若干名。第1次試験は提出書類（履歴書・職務経歴書・小論文）による選考、第2次試験が面接試験です。

厚生労働本省　就職氷河期世代採用選考
受験資格は、下記の①②を満たす方で、採用予定数は10名。
① 1970（昭和 45）年4月2日～1985（昭和 60）年4月1日生まれ
② 2019（令和元）年 12 月 25 日以前1年間に正規雇用労働者として雇用されておらず、かつ2019（令和元）年 12 月 25 日以前5年間に正規雇用労働者としての雇用期間が通算1年以下
第1次試験は2019年2月2日（日）実施で、多肢選択式の基礎能力選考（25題・50 分）＋作文（60分）、第2次試験は面接試験です。

あまりに急な発表、急な募集で狭き門ですが、受験資格のある方はチャレンジしてみては、いかがでしょうか？