東京アカデミー青森校
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2022年夏実施の青森県教員採用試験を受験予定の皆さま。教員採用試験の予備校=東京アカデミーの佐井です。
いよいよ来週9月1日(木)の青森県1次試験合格発表日が近づいてきましたね。
今年の青森県2次試験は、従来の模擬授業が集団討論に変更になりました。
3年前までは1次試験で実施されておりましたが、初めて集団討論を受験される方のために、当時はどのようなものだったかをお知らせします。
以前の進め方とは変わる可能性がありますのでご注意ください。
受験生は6人~7人、面接官は3人。
1グループ45分。移動・説明・テーマ読み上げ1回・テーマ熟(7分)→討論(25分)→個人の意見発表(9分)→評定・特記事項記入(4分)
<過去の集団討論テーマ例>
◆小学校・中学校
子どもをインターネットが原因のトラブルから守るためには、子どもが主体的にトラブルを回避する力を育成することが大切です。このことについて,どのような取組が大切だと考えますか。話し合ってください。他
◆高校
学校生活の充実を図るためには、教員と生徒間だけでなく、生徒相互に信頼関係を築かせることが大切です。このことについて、どのように取り組むか、話し合ってください。他
人間関係づくり、充実した授業の展開、地域連携、キャリア教育、青森県の教育施策
◆特別支援学校
特別支援学校は、特別支援教育の専門性を生かした地域への支援が求められています。このことについて,どのように取り組むか、話し合ってください。他
◆養護教諭
子どもの心身の健康課題を解決するためには,学校と家庭の連携が大切です。このことについて,養護教諭として,どのように取り組むか,話し合ってください。他
小学校・中学校・高等学校は、不登校やいじめ、通級指導、生きる力の指導、働くことの意義の伝達、人間関係づくり、充実した授業の展開、地域連携、キャリア教育、青森県の教育施策など生徒指導において大切と考える取り組みについての多く取り上げられています。
当時、新学習指導要領の「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業づくりのテーマもありましたので、教育時事関連として、「令和の日本型学校教育」の6つの方向性(1)学校教育の質と多様性、包摂性を高めることによる教育の機会均等の実現、(2)チームとしての学校マネジメントの実現、(3)ICTの適切な教育活用の実現、(4)学習経験と学習成果の統合的な学びの実現、(5)リスクを乗り越えた学びの保証、(6)持続的で魅力ある学校教育の実現についての理解を深めておきたいところです。
特別支援学校は、健康的な生活習慣、自立と社会参加、人間関係づくり、健康的な生活習慣に関するテーマが多く、特に、自立と社会参加はほぼ毎年のように出題されていました。
インクルーシブ教育システムの理念を踏まえて、自立と社会参加に向けた教育の充実、家庭・地域との連携を考えておくとよいでしょう。
養護教諭は、学校環境衛生の推進、望ましい生活習慣作り、保健指導などのテーマが多くみられます。
また、感染症・熱中症などの症例に関する予防と対応などのテーマもあるため、様々な学校でのコロナ対応の実践事例を調べておくとよいかと思います。また、コロナ後を見据えた養護教諭の在り方なども考えておいても良いかもしれません。
青森校では、9月3日(土)より、2次試験対策実践講座を開講いたします。
集団討論対策は小・特小・養護教諭・栄養教諭が1回目9/3(土)、2回目9/18(日)に、中・高・特中高が1回目9/11(日)、2回目9/18(日)に開講します。
集団討論だけの対策でも、集団討論+個人面接+小論文のセット対策でも、希望される対策を選択して受講できます。
過去の集団討論テーマも一挙お伝えしますので、集団討論の受験が初めての方はぜひ受講してください。
青森県2次試験実践講座の詳細は、下記サムネイルをクリックしてご覧ください。