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【週刊高卒公務員BLOG】面接試験前に知っておきたいこと ～消防官試験編～
みなさん、こんにちは。公務員試験の予備校，東京アカデミーです。
今回は消防官試験の面接試験で大切なこと、特に聞かれやすい質問、調べておきたい情報をご紹介します。それでは早速いきましょう。
消防官試験でも面接時の態度が大事！
消防官試験でも、警察官試験と同様に面接時の態度が合否に大きく影響していきます。
面接では、入室時の挨拶から退出までの間の「見た目」、「立ち振る舞い」、「話し方」、「表情」、「言動」などから面接で答える内容だけでなく、態度や伝え方の練習しておくことが大切です。面接の練習を重ねておくことと、本番では、目や耳で分かる方法で試験官に熱意を伝えることが必要です。
【意識しておきたいポイント】
・見た目（服装・髪の長さ）
・姿勢
・声の大きさ（大きな声で自信があるように）
・質問には分かりやすく簡潔に答える
消防官試験で聞かれやすい質問
・なぜ○○消防を志望したか
消防官を選んだ理由と、その消防局を選んだ理由が聞かれます。なぜ公安職の中でも消防官なのか。消防官としてやりたいことは何か。なぜその消防局なのか。必ず考えておきましょう。
・ストレスについて
消防官の仕事は肉体的にも精神的にもキツイ場面がでてきます。そのため、ストレス耐性や解消法についてはよく聞かれています。ストレスを感じるときの話では、消防官として不利にならないような回答を準備しておきましょう。
・上下と意見がすれ違ったらどうするか
自分自身に「上司の意見を受け入れる姿勢があること」を伝えるとともに、受け身の姿勢だけでなく、自分の意見も伝える大切さもアピールしましょう。実際に自分の意見を採用してもらった経験がある場合は、具体的にそのプロセスを伝えることで、説得力が格段に増します。
面接前に確認しておきたい資料
消防防災政策を日本国民の理解を求めるために総務省消防庁では毎年「消防白書」を作成されています。大規模災害への対応や活動履歴、新型コロナウイルスの感染症対策についても現状を分析され、消防活動の指針や呼びかけなど記載されています。
各消防組織においても毎年「消防年報」など地域の災害の概況や消防組織の活動の動向について紹介されています。各消防局内の統計資料などもチェックしてみてください。
それでは実際に、昨年の面接試験ではどのように質問がされていたのかを確認しましょう
令和3年度 大阪市消防局 面接時間20分 試験官3人
面接質問事項
1.昨日はよく眠れたか。
2.（面接カード記入事項より）志望動機について。
3.（面接カード記入事項より）希望部署について。
4.周りからどのように思われているか。
5.長所を仕事でどのように活かせるか。何が活かせるか。
6.（面接カード記入事項より）空手の過去の成績はどうか。
7.（面接カード記入事項より）部活動の役職について。
8.どのような人が苦手か。
9.（質問8の回答を受けて）どのように対処するか。
10.（質問9の回答を受けて）コミュニケーションを取るうえで大切にしていることは何か。
11.上司と意見が食い違ったらどうするか。
12.どのようなときにストレスを感じるか。また、ストレス解消法は何か。
13.（面接カード記入事項より）他に何があるか。
14.どのような消防官になりたいか。
15.併願状況について。
今回で面接対策については一区切りです。
次回以降はいよいよ間近に迫った筆記試験などの出題予想や、試験内容についての速報を中心に掲載していきます。それではまた来週のブログをお楽しみに。
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