東京アカデミー金沢校
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こんにちは。東京アカデミー金沢校の加藤です。
雲間から雲海に射す光です✨。分厚い雲の上にも、必ず太陽が輝いていることを実感できる瞬間です。
さて、本題です。
今回も、第112回看護師国家試験から適用される新出題基準についてお伝えします。
既にお伝えしている必修問題編はコチラ、人体の構造と機能編はコチラをご確認ください。
今回は、疾病の成り立ちと回復の促進編です。
基礎医学における体系との整合性を踏まえ、全身の感染性疾患、皮膚機能に関する項目を新設したほか、看護基礎教育における基本的な知識として学ぶ疾患について項目を整理・追加した。
厚生労働省HP 保健師助産師看護師国家試験出題基準 令和5年版 改定概要より抜粋
・がん検診
・神経内分泌の反応
・免疫系の反応
・代謝系の反応
・呼吸障害
・感染源と感染経路
・化学療法
・Buerger<バージャー>病、高安動脈炎
・迷走神経反射
・心外閉塞・拘束性ショック
・食道静脈瘤
・胆囊炎
・非アルコール性脂肪性肝炎
・腹壁瘢痕ヘルニア
・ウイルスによる感染症
(インフルエンザ、流行性耳下腺炎<ムンプス>、麻疹、風疹、エボラ出血熱、コロナウイルス感染症、ヒト免疫不全ウイルス<HIV>感染症)
細菌による感染症(結核、コレラ、破傷風、梅毒)
敗血症 ➡【注1】
・全身性強皮症
・皮膚筋炎、多発性筋炎
・Behçet<ベーチェット>病
・前頭側頭型認知症
・湿疹、皮膚炎(アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、光線過敏症<慢性光線性皮膚炎>)
蕁麻疹、薬疹
感染性疾患(帯状疱疹、蜂窩織炎、白癬、カンジダ症、疥癬)
腫瘍(色素性母斑、ケロイド、有棘細胞癌、基底細胞癌、悪性黒色腫)
鶏眼<うおのめ>、胼胝<たこ> ➡【注2】
※今回(令和5年版)の出題基準で新しく追加されたカタカナ言葉は、こちらに記載しています。
【注1】これらの小項目については、大項目《全身の感染性疾患》、中項目《感染性疾患の病態と診断・治療》が同時に新設されています。
【注2】これらの小項目についても、大項目《皮膚機能》、中項目《皮膚の疾患と病態と診断・治療》が同時に新設されています。
👆の「改訂の概要」にもしっかり記載がありますね。
当然ながら、新型コロナウイルス感染症の影響を受けての追加でしょう。必ず押さえておくべき事項、要チェックです!
・ストレス
・壊死<ネクローシス>とアポトーシス
・アレルギー
・ウイルス
・薬剤耐性<AMR>(多剤耐性菌)
・リハビリテーション
・ウイルス性肝炎
・慢性閉塞性肺疾患<COPD>
・Fallot<ファロー>四徴症
・心タンポナーデ
・挫滅<圧挫>症候群<crush syndrome>
・心原性ショック
・出血性ショック
・血流分布異常性ショック
・ヘリコバクターピロリ感染症
・Crohn<クローン>病
・イレウス
・大腸ポリープ
・アルコール性肝炎
・鼠径ヘルニア
・横隔膜ヘルニア
・メタボリックシンドローム
・ビタミン欠乏症
・低ナトリウム血症、高カリウム血症
・アシドーシス、アルカローシス
・血栓性血小板減少性紫斑病<TTP>、免疫性血小板減少性紫斑病<ITP>、播種性血管内凝固<DIC>
・悪性リンパ腫
・全身性エリテマトーデス<SLE>
・関節リウマチ
・Sjögren<シェーグレン>症候群
・アレルギー性鼻炎
・アナフィラキシーショック
・Parkinson<パーキンソン>病、筋萎縮性側索硬化症<ALS>
・Alzheimer<アルツハイマー>病、Lewy<レビー>小体型認知症
・Guillain-Barré<ギラン・バレー>症候群
・顔面神経麻痺(Bell<ベル>麻痺)
・Ménière<メニエール>病
・アトピー性皮膚炎
・椎間板ヘルニア
・筋ジストロフィー
・精神作用物質(アルコール、薬物)使用による精神・行動の障害
・ストレス関連障害(パニック障害、心的外傷後ストレス障害<PTSD>、適応障害)
※以前の出題基準から継続して記載されているカタカナ言葉を挙げています。(アルファベットも含む)
たくさんありましたね💦
新出題基準の全体像を確認するには、👇をご確認ください。
厚生労働省HP 看護師国家試験出題基準
次回は、健康支援と社会保障制度編をお送りします。
朝晩は過ごしやすくなってきましたが、急な気温の低下で体調を崩されないよう、お気をつけくださいね。