東京アカデミー北九州教室
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みなさん、こんにちは。
東京アカデミーの教員採用担当品川です。
前回のブログから、今年の北九州市・山口県の2次試験情報(速報)をお伝えしております。
(2022年8月26日 【教員採用】北九州市・山口県2次試験情報(速報)①)
今回は今年の北九州市・山口県の2次試験(集団討論、模擬授業、論作文)についてお伝えしていきます。
目次 |
①集団討論試験
②模擬授業試験 ③例年と変化のなかった形態・傾向 ①集団討論・模擬授業試験 ②ギリギリまで実施が危ぶまれた集団討論・模擬授業試験 |
北九州市を受験した受講生に、集団討論試験・模擬授業試験のテーマを聞いてみました。
・個別最適な学びと協働的な学びを実現するためには(小学校)
・個別最適な学びと協働的な学び(小学校)
・ユニバーサルデザインを取り入れた学級経営について(中学校)
・生徒一人一人に居場所があり、「楽しく」魅力のある学級づくりに向けてどのようなことに取り組むか(中学校)
・不登校児に対する担任としての手立て(養護教諭)
・ボランティア活動を通して、教師としての資質、能力(栄養教諭)
・長さ2.5mのリボンを妹と分けることにしました。妹の分と3:2にするためにはそれぞれ何メートルにするか(小学校)
・主体的な進路の選択と将来設計(中学校)
・社会生活、職業生活との接続を踏まえた主体的な学習態度の形成と学校図書館の利用(中学校)
・思春期の悩み不安と、性の発達の適応(養護教諭)
・食べ物を大事にし、食料の生産等に関わる人々へ感謝する心をもつ。(栄養教諭)
因みに北九州市の集団討論試験は5分×参加人数で、4~6名の受験者、2名の面接官で実施されます。
そして、模擬授業試験は、構想10分、実演5分、面接官2名で実施されます。今年の試験において、大きな特徴的変化は見られませんでした。
山口県を受験した受講生に、集団討論試験・模擬授業試験のテーマを聞いてみました。
①集団討論・模擬授業試験
・働くことの意義
・挑戦することの大切さ
・家庭学習の大切さ
・多様な他者と協働する大切さ
グループに分かれていて、グループ毎にテーマが割り振られます。
模擬授業は構想15分、 実演5分、面接官3名での実施です。
集団討論は模擬授業のテーマで1時間の授業の深め、構想を練り立案するというものです。
(4~7名の受験者、討論時間30分、面接官3名)
昨年、一昨年と新型コロナ感染防止の観点から中止となっていた集団討論と模擬授業。
形式も内容も2年前と変わらず実施されました。
しかし、1次試験合格発表の書面にあったように、感染が猛威をふるっていたため、実施が危ぶまれていました。
(8/16まで実施の可否が検討されていたようです。)
東京アカデミーの受講生は、「ぜひ集団討論も模擬授業もやってほしい」と願っていました。
これまでしっかりと対策を行ってきて、自信をつけていたからこその思いです。
予定通り実施されて本当の良かったです。
東京アカデミー北九州校では、受講生の皆さん向けに1次試験の合格発表直後に論作文試験の添削指導を行いました。
その際に提供した課題は以下のものになります。
「『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して』 答申には、全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現が必要とされています。あなたは、なぜ、このような教育が重要だと考えますか。 また、あなたは教員として、個別最適な学びと、協働的な学びをどのように実践していきますか。具体的に書いて下さい。(800字以内)」 |
そして実際の2次試験で出題されたテーマは以下のとおりです。
急激に変化する時代の中で、学校教育においては全ての子どもたちの可能性を引き出す、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現が求められています。あなたは、なぜ、この実現が求められていると考えますか。 また、あなたは教員として、その実現に向けて、どのようなことに取り組んでいきますか。具体的に書いてください。 |
手前みそですが、内容がズバリ的中していました。
受講生の方からも「事前に書いた内容だったので、よかった!」との声を頂きました。
以上、東京アカデミーの品川でした。
東京アカデミーでは、2023年夏教員採用試験に向けて、この秋からスタートします。
その第一弾として、勉強法セミナーを開催致します。ぜひご参加ください。
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