東京アカデミー静岡校
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2023年の教員採用試験を受験する予定の皆さん、こんにちは!
東京アカデミー静岡校の教採担当 自称「中の人」です('◇')ゞ
9月になってしまいました!2022年も残り4か月!なんだかとてもやばいです(; ・`д・´)
さて、先月の話になってしまいますが8月25日に文部科学省にて
「教科書・教材・ソフトウェアの在り方ワーキンググループ(第5回)」が開催されました。
何についての話し合いかといえば、ずばり「デジタル教科書活用の在り方」だと考えればいいと思います。
そして今回の話し合いでは ~中間報告(論点整理案)~ が出されました!
文科省の該当PDFにリンクを貼りましたので、後でじっくりと読んでみてください。
※ギガスクール構想を大前提として、いわばソフトとしての「デジタル教科書」をどう扱うか、1人1台端末の環境の
中でデジタル教材をいかに取入れ活用するかが基本の論点。
※導入時期は令和6年度、英語・算数、数学あたりから徐々に導入していく方向。
※紙とデジタルの両方を教科書についてもノートについても許容する。
※ デジタル教科書そのものの使い方がまだ不得意な教師もいる中で、至急の課題として教師への研修を進める。
論点整理案からは上記のようなことが読み取れます。
で、この取組みが教員採用試験の受験にどう影響するか考えてみてください。
もちろん教師になってから自分たちが受けてきた授業スタイルと異なる授業をつくっていく苦労はあるでしょう。
でもそれは、教師になってからのことであり、上記にもあるように「教師への研修」も実施されます。
採用試験においては、教職教養分野での出題が考えられるでしょうが、それよりも「人物試験」「面接」でも
様々な出題が予想されます。
例えば「デジタル教科書が取りいれられたらどんな授業をしてみたいか」・「紙の教科書のみを使用しようとする同僚
がいたらどうするか」・「デジタル教科書と紙の教科書の同時使用のいい点と困る点を教えてください」などの
様々な質問や課題が考えられます。
この話題に限らずに、教職教養の課題や論点と人物試験の質問や課題とが以前よりもずっと密接になっていると思います。
皆さんも、教職教養のみとか人物試験対策のみの対策や勉強にとらわれず、ハイブリッドな観点や思考を養ってください!
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