東京アカデミー札幌校
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札幌校の手島です。
今日のブログでは「いったん社会人になったけどやっぱり公務員がいい」、「民間就職が上手くいかなかったから、あえて留年して来年は公務員試験を受けたい」という再チャレンジを志す皆様に向けた情報になります。
民間就職の新卒カードは1回限りといわれる中、公務員試験は再チャレンジがしやすいという特徴があります。
では詳しくみていきましょう!
【社会人が受けられる公務員試験は?】
社会人の方で職歴がある方の場合、いわゆる「一般枠(現役の学生と同じ試験枠)」と「社会人経験枠(職歴がある方の枠)」の双方に出願できる場合があります。つまり合格・採用のチャンスが多いといえます!
上記の「一般枠」の場合、例えば受験時に22歳~29歳であること等の年齢要件は定められていますが、その他に要件が課されることはほとんどなく、年齢要件さえ充たせば既卒・現役・社会人にかかわりなく受験できます。
※試験によっては「大卒or大卒見込みであること」や「高校卒業後2年以内であること」などの要件を追加する試験も一部にはありますのでご注意ください。
例えば、北海道庁のA区分(上記の「一般枠」に相当)とC区分(上記の「社会人経験枠」に相当)を併願するパターン、春の公務員試験では国家一般職などを受験し、秋の試験で札幌市(社会人経験枠)を受験するパターンなどが挙げられます。
【出願要件さえ充たせば、経歴による差別・不利益はない】
公務員試験についてよくある質問として「既卒だけど不利でしょうか?」とか「〇〇歳だけど内定は出にくいですか?」といった質問が寄せられます。
この点については、結論として、年齢自体で直ちに不合格・不採用となることは考えられません。
ただし、例えば新卒間もない22歳の受験者と職歴のある27歳の受験者との比較で言えば、後者に求められる基準がやや高くなることは考えられます。職歴(社会人経験)がある分、ビジネスマナーや社会通念をある程度は備えていることを採用側が期待するからです
社会人の方や年齢が高い受験生の場合、現役の学生にはない経験の部分をアピールできれば十分に合格を勝ち取ることができます!
本日のブログは以上となります。
現役の大学生はもちろんのこと、すでに社会人として勤務されている方にも平等にチャンスは開かれていることを意識していただければ幸いです。