東京アカデミー京都校
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東京アカデミー京都校です。
来年受験するけど何も対策始めてない!という方に筆記試験の対策の方法を期間に分けてお教えします。
まず、教員採用試験を受験する上で対策が必須となるのが教育時事の問題です。
2022年夏実施の本試験では、「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議 報告」や
「食に関する指導の手引きー第二次改訂版ー」、「教育情報セキュリティーポリシーに関するガイドライン」からの出題がありました。
このような教育時事の問題は、参考書などには載っていない場合もあるので、定期的に文部科学省のHPを確認して対策を進めることが大切です。
ただ、教育時事に関しては情報量が膨大なので自分1人で情報を収集するには時間がかかります。
また、京都府・滋賀県の本試験では、ご当地問題も数問出題されました。
京都府では、「第2期 京都府教育振興プラン」(令和3年3月 京都府教育委員会)、「コミュニティ・スクールを始めるにあたって」
(令和元年度版 京都府教育委員会)などから出題され、滋賀県では、「教育しが」(令和4年4月号 滋賀県教育委員会)や、副籍制度の説明とイメージ図(滋賀県教育委員会HP)からの出題がありました。
このようなご当地問題に関しても教育時事と同様で参考書などには載っていないので、各自治体の教育委員会のHPや教育施策を定期的にチェックする必要がありますが、どこが試験で狙われやすいのか、判断することは独学では難しいです😢
教育時事以外の対策法としては・・・
〇基礎力養成期(~12月)
・過去問5年分を分析してよく出やすい問題を洗い出し、傾向を探ります。
→出題傾向を把握することによって、効率良く学習を進めることができます。
・過去問を解き、参考書を読み込むことで知識の定着を図ります。
→教育原理、教育法規が多く出題される自治体が多いです。滋賀県では教職教養問題の50%、京都府では75%、京都市では100%が教育原理・教育法規から出題されています。教育原理についてはただ暗記するのではなく理解が必要なので、独学では学習がしづらい科目です。
・志望先自治体が決まっていない場合は早急に決めましょう。
→自治体によって試験の形式や出題内容が異なりますので、早めに志望自治体を決めて対策を始めることが筆記試験突破に繋がります。
〇実力アップ期(1~3月)
・インプットではなく、アウトプット(問題演習をたくさんこなしましょう)にウェイトを置きましょう。
→問題を解いてわからないところや何度も間違えてしまう問題は、参考書に戻ってもう一度解説を読み、知識を補います。
・志望先5年分だけでなくほかの自治体の過去問や模試を活用するなどで問題演習量を増やしましょう。
解説を読みながら解き方を学んでいきます。
〇総仕上げ期(4月~6月)
・今まで積み上げた知識を確認します。使っていた教材をもう一度確認し理解できているかを確認しましょう。
・受験した模試も再度時間を測って解き、時間内に解けるかどうかもしっかり確認しましょう。
教員採用試験の筆記試験を突破するには・・・
①教育時事や各自治体の教育施策に日頃から目を通す②出題されやすい分野を把握した学習法
で対策を進めることが大切です✨
東京アカデミーでは、全国の試験データ分析を基に"試験でよく出る分野"を中心に効率良く学習できる、
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また、この時期の筆記試験対策としてまずできることは、過去問を分析し出題傾向を把握することです。
しかし、自分1人で過去問を分析するのには膨大な時間がかかります😢
東京アカデミー関西4校では、9月・10月に勉強法セミナー(学習スタートガイダンス筆記試験編)を実施致します。
筆記試験の出題傾向分析や学習方法について、お話ししますので是非ご活用ください!
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