東京アカデミー池袋校
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東京消防庁企画調整部広報課では毎月1回、季節やそのときどきで問題になる防災にまつわる事柄を「広報テーマ」として発信しています(池袋校では毎号印刷し、資料棚に設置しています)。
例えば現時点での最新号である2022年9月号では、「救急の日・救急医療週間に救急について学ぼう」のテーマで、救急出動件数とその中の軽症者の割合、「#7119」や民間救急の利用について書かれています。
今回は広報テーマと東京消防庁の論文試験の関係性についてお伝えしていきます。
例えば、2019年5月実施のⅠ類1回目の論文試験では、「資料 『救急車を呼んだ理由』から読み取れる課題と対応策について、あなたの考え方を具体的に述べなさい」がテーマとして出題されました。
広報テーマでさかのぼること前年の2018年9月号では、9月9日が救急の日ということもあり、「救急車の適正な利用について」の項目で、年間出場件数の増加のグラフや救命曲線を用いながら、緊急を要さない場合は民間救急を利用するようにと呼びかけています。2018年12月号でも同様の項目で触れられています。
また、試験直前である2019年4月号にも「新年度スタート!正しい救急車の利用方法と応急手当を知ろう」のテーマで大々的に掲載されています。この号では、「♯7119」や東京版救急受診ガイド、救急隊による搬送トリアージや応急手当の普及まで、幅広く救急車の適正利用への取り組みが書かれています。
広報テーマを読んでいた方にとっては、書きやすい論文テーマだったのではないでしょうか。
ほかにも、家具の転倒防止と実施していない人の理由の資料が出題された2017年の1回目試験の前年に広報テーマで、家具の転倒防止について数度触れられていたなど、毎年というわけではありませんが、広報テーマと論文試験には深い関係性がうかがわれます。
月に1回読んでおくだけで論文の対策につながるので、東京消防庁志望の方はぜひチェックしましょう!
※東京消防庁を徹底対策!東京消防庁コースは池袋校にて開講しております。詳細は弊社ホームページ(こちら)をご覧ください。