東京アカデミー京都校
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みなさん、こんにちは。
東京アカデミー京都校教員採用試験担当の井手です🍐
今回は、教員採用試験の中でも配点の高い人物試験の対策法についてご紹介します!
人物試験とは、個人面接、集団面接、集団討論、模擬授業などのことです。このような人物試験は、直前に対策をしても身につきません。
対策を早めから始め、何度も練習を重ねていくうちに力がついてきますので、少しずつ対策を始めていきましょう!
まずは自治体によって、試験内容や形式が異なるので自分の受験自治体ではどのような人物試験が実施されるのかを確認するところから始めましょう☺
~個人面接~
通常1人の受験者を対象に、2~4人の面接官が担当します。
じっくり時間をかけて受験者の人物像を掘り下げていくタイプの面接ですので、答えたことに対しての追質問をされることが多いです。
まずは、自己PRや志望動機など基本的な質問に答えられるように準備をするところから対策を始めましょう!
また、入室から退室までのすべてが評価対象となりますので、面接のマナー含めしっかりと練習をして面接に挑む必要があります。
(2022年夏実施試験の質問例)
・保護者との信頼関係をどのように構築していくか。(京都市)
・教師のセクハラはどのようにしたらなくなるか。(京都府)
・「開かれた教育課程」でどのような実践をしているか。(京都府)
~集団面接~
通常3~10人の受験者を対象に、2~5人の面接官が担当します。個人面接とは違い1つの質問に対して複数の受験者が順番に回答していくことになります。他の受験者の回答を踏まえて受け答えをする必要があります。「自分ならどうするか」を常に考え、周りの回答を聞き、対応できるようにしましょう。
(2022年夏実施試験の質問例)
・これからの教員に求められる力は何か。(京都府)
・ICT活用をどのようにした授業を行うか。(滋賀県)
・理想の教師像とそのために努力していることは何か。(滋賀県)
~集団討論~
1グループ3~10人の受験者を対象に面接官2~5人で行われるのが一般的です。与えられた議題に対して受験者同士で話し合いを行うのが主な内容です。この討論の目的は、自分の意見を通すことではないので注意しましょう!異なる意見や立場の人と協調し、同じ目標に向かって議論を進められる人物であるかを見られています。他の人の意見をしっかり聞き、それを踏まえて自分の考えを伝えましょう。
(2022年夏実施試験の議題例)
・これからの時代で教師に求められていることについて。(滋賀県)
・魅力ある授業について。(滋賀県)
~模擬授業~
与えられたテーマや設定をもとに授業を行います。課題が事前に通知される場合もあれば、当日に発表され数分間の構想後に授業を行う場合もあります。また、その場で指導案を書かせるという自治体もあるので、自分の受ける自治体の出題形式を確認しておきましょう。
模擬授業では、恥ずかしがらずに大きな声で、教師になりきることがポイントです。
また、教師として働いている姿のイメージを持ってもらうことが大切です。目の前に児童生徒がいるような授業ができるようにしっかりと練習を重ねましょう!
今回ご紹介した人物試験対策は、1人でできるものではありません。第三者に見てもらい、何度も練習を重ね、改善していくことによって力がつきます。
人物試験では、自分自身に関することだけでなく、2022年夏受験の質問例にもあるようなICT活用や開かれた教育課程、教師の不祥事など教育時事や教育課題などについての質問も多く出題されます。このような質問に対しては、自分の考えだけを述べていても合格には繋がりません。
教職に関する知識・教育時事・教育課題についての現状についての内容を踏まえた上で回答することが人物試験では重要なポイントです。
東京アカデミー関西4校では、12月に「傾向分析会(人物試験対策編)」を実施致します。2022年夏人物試験の出題傾向分析や、人物試験のアピールポイント、最新教育時事についてなどお話ししますので、是非ご活用いただければと思います🌼
また、東京アカデミー京都校では1月から「自治体別対策講座(人物試験対策)」が開講します!
この講座は、人物試験に必要な教職に関する知識をしっかりと身に付けた上で、実践練習を行うことで合格を目指します。
ご入会いただいた方は、受験戦略相談やスケジューリングなどを教務スタッフと一緒に考えるパーソナル指導を行っています。教員採用試験に向けて一緒に頑張りましょう✨
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