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【大卒程度公務員】市役所試験で多い、SPI3やSCOAとは？

試験情報

こんにちは。東京アカデミー立川校の稲荷山です。
９月の市役所試験シーズンとなりつつありますね！
近年、市役所の中には、通常（教養）型の他に、SPI3やSCOAを採用する自治体も増えてきています。

本日はこのSPI3やSCOAについてお話しします。

受験会場の違い

呼び方は様々ですが、SPI3もSCOAも次のような受験形式があります。

  1. テストセンター：全国各地に設置されたテストセンターで受験
  2. Webテスト：自宅のPCから受験
  3. 会場受験　：会場でペーパーテストを実施する形式
    ※以上の１～３がすべてではありません。

このうち、SPI3を採用する市役所試験では１・２が、SCOAを採用する試験では３が多いようです。
いずれにせよ、受験方式は募集要項に「テストセンターで実施」などと明記されていることが多いですから、詳細に調べればわかりますね。

問題は次です。

科目の違いを見極めて対策する

「SPIやSCOAにも色々な科目があるようだけど、私が申し込んだ市役所の試験で課されるのはどれだろう……？」とか
「どんな科目が出団されるんだろう……？」というご相談は、私たちのところにもかなり寄せられています。
おおざっぱにSPI3やSCOAといっても、様々なタイプがあり、どういった対策が必要なのか予想するのは難しいです。

しかし以下の特徴を踏まえれば、（確実ではありませんが）だいぶ見当がつきやすくなります！

SPI3の場合（SPI3-U/H/G）

  • SPI3-Uとは、通常の大学新卒者向けに課される、もっともメジャーなSPI試験です。
    試験は非言語分野（数的推理・判断推理）と言語分野（国語知識・文章読解）と性格検査で構成されます。
    英語は基本的に出題されません（オプションで出題されることはある）
  • SPI3-Hとは、高校卒業者向けに実施されるSPI試験で、公務員試験でも高卒区分や短大卒区分（保育士など）で課されることがあります。
    科目の構成自体は-Uと同じですが、問題の難易度は低めです。
  • SPI3-Gとは、社会人向けに実施されるSPI試験です。転職で公務員になろうとしている場合は、これが課されることがあります。
    -Uに比べると、非言語分野の難易度が低い一方、言語分野は同等もしくはより難しいと言われています。

SCOAの場合（SCOA-A/F/i/C）

  • SCOA-Aには、60分型と45分型とがあります。
    60分型は、「言語」「数理」「論理」「英語」「常識（理科・社会）」が出題され、公務員試験ではもっともメジャーなタイプになっています。
    そのため、「試験時間や実施形式から見て、恐らく通常の教養試験ではない」が、「社会や理科も出題分野に含まれている」という場合は、高い確率でこのタイプだと推測できます。
    45分型では、60分型に比べて「英語」「常識」が省略されているという違いがあります。
  • SCOA-Fには、65分型と50分型があります。
    65分型では「言語」「数理」「論理」「英語」が、50分型ではそこから英語を除いた科目が出題されます。
    -Aと比べると、科目の構成や合計の試験時間は似ている一方、科目ごとに試験時間が区切られているという点で大きく異なります。
    得意科目を速く解いて苦手科目に充てるということがしにくくなっているので、注意しましょう！
  • SCOA-iは、試験時間が20分と非常に短く、問題が「言語」「数理・論理」「空間」「知覚の正確さ」で構成されています。
  • SCOA-Cとは、いわゆる事務能力検査（適性試験）で、簡単な作業の速さと正確さを計測するものです。

 

ご自身の試験が通常の教養40問型でないときも、焦らず上の情報を基に何の科目の対策が必要か検討してくださいね！

2023年の公務員試験合格を目指す東京アカデミー町田校の講座など

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