教員採用　【試験スケジュール】1次対策のみ集中できる期間は●●月まで

こんにちは。教員採用試験担当の高久です。

 

大学の夏休み期間も残りわずかとなりましたね。大学が再開すれば、いよいよ来年の教員採用試験に向けて本格的に動き出す時期となります。勉強を本格的に始める前に、ぜひ今のうちに本試験までのスケジュールを今一度ご確認ください。

 

北海道・札幌市　本試験までのスケジュール（2022年度参照）

 

2月下旬～3月上旬・・・北海道・札幌市それぞれの試験要項発表

・ここで採用者数や試験日等が判明します。

 

4月中旬～5月上旬・・・受付期間

・ネットからのエントリーと、願書（自己推薦書）の作成と郵送を行います。

 

6月中旬～6月下旬・・・1次検査（本試験）

・教養試験（一般・教職）60分と専門試験60分をこの日に実施します。（特別支援学校教諭のみ専門Ⅱの実施有）

 

7月下旬・・・1次検査合格発表

 

8月上旬・・・2次検査

・2次検査は最大2日間にわたり実施されます。その中で、面接2回（面接Ⅰ、面接Ⅱ）と教科等指導法60分、その他適性検査等を実施します。

 

10月中旬・・・最終合格発表

 

 

上記のようなスケジュールで試験が実施され最終登録となります。

スケジュールを確認したうえで注意頂くポイントは以下の通りです。

 

1次筆記対策だけに時間を割ける期間は3月まで！

スケジュールの通りだと2月末に試験要項が発表されます。そしてここから受験者にとって重要なイベントが、「願書（自己推薦書）作成」となります。この願書をもとに2次検査が行われるため、下調べや自己分析をせずに適当に仕上げてしまうと2次検査でマイナスからのスタートとなってしまいます。この下調べや自己分析にはかなり時間がかかりますので、しっかり時間をかけて作成してください。

また1次検査合格発表から2次検査までの期間は短いため、2次検査の面接だけではなく教科等指導法の準備も併せて1次合格発表前の早めの時期から行っていきましょう。そして人によって春ごろから教育実習も入ってきます。そのための準備も必要になります。

そう考えると3月以降はなかなか勉強だけをする、というのが難しくなります。3月頃を目途にある程度の部分を学習し残り3カ月で余裕を持って見直しや追込みを行えるのが理想です。

 

筆記試験だけに集中できる期間が3月までと考えると意外と時間がないことがわかります。まずは試験範囲や科目を理解し、効率的に学習をするための準備をしておきましょう。

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