【教員採用試験】東京都　教育原理・特別支援教育分野の対策

こんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー立川校の教員採用試験担当です。

本日は、2023年夏受験に向け、東京都の教育原理で頻出分野となる「特別支援教育」について学習方法を取り上げていきます。
特別支援教育に関する問題は、5年連続で出題されています。

2021年：「教育支援資料～障害のある子供の就学手続と早期からの一貫した支援の充実～」（文部科学省初等中等教育局特別支援教育課　2013年10月）－各障害種の定義・特性
2020年：特別支援教育の変遷（サラマンカ宣言［1994年］、障害者の権利に関する条約［2006年12月］、学校教育法施行令改正［2013年9月］、学校教育法施行規則改正［2018年4月］）
2019年：学校教育法施行令　第22条3（障害の程度）、「中学校における特別支援教室の導入　ガイドライン」（東京都教育委員会　2018年2 月）※中学校校種別問題で出題
2018年：「教育支援資料～障害のある子供の就学手続と早期からの一貫した支援の充実～」（文部科学省初等中等教育局特別支援教育課　2013年10月）－発達障害や情緒障害のある子供の特性とその特性に応じた指導

今年は、特別支援教育に関する法令の改正・施行の内容と実施年の組み合わせを選ぶ出題でした。
2006年4月、2018年4月の学校教育法施行規則の一部改正・施行、2007年4月の学校教育法の一部改正・施行、2013年年9月の学校教育法施行令の一部改正・施行の内容について問われました。

過去にも、2020年は今年と似た出題形式で、制度策定や法令改正といった出来事が正しい年代順になっている選択肢を選ぶ問題が出ていましたので、特別支援教育の変遷を整理して覚えておきましょう。
対策をする際、文部科学省ホームページに学習に役立つページがあります。
「特別支援教育をめぐる制度改正」として年代順に掲載されており、通知等もすぐに見ることができます。

なお、2018年、2019年は1つの資料について問う問題でしたので、来年はそのような形式で出題される可能性もあります。
来年夏試験に向けては、「障害のある子供の教育支援の手引」（2021年6月）、「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議　報告」（2021年1月）を今の時期からチェックしておくと効果的です。

東京アカデミーでは、10月より2023年夏試験対策通学講座を開講いたします。
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