東京アカデミー秋田校
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2023年夏以降の秋田県教員採用試験を目指されている皆さん、こんにちは。東京アカデミー東北の伊藤憲司です。
最終合格の第一関門、一次選考の筆記試験の勉強について、今年の夏実施の試験から、参考にしていただきたい情報をお届けします。
☆教職教養のうち、「文部科学省を中心とする国の発表資料からの出題」
①2012年夏試験~2022年夏試験までの11年間で出題された資料の数は53点
②そのうち2回以上出題された資料は8点
☆3回出題された資料は次の3点
・新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について(答申)(H27.12.21)
・幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申/H28.12.21)
・児童生徒の問題行動・不登校等等生徒指導上の諸問題に関する調査(各年度版)
☆2回出題された資料は次の5点
・幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について(答申/H20.1.17)
・共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告/H24.7.23)
・第2期教育振興基本計画(H25.6.14)
・いじめの重大事態の調査に関するガイドライン(H29.3)
・「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申)」(令和3.1.26)
③過去の出題分析から「分かること」と「次年度の出題予想」
(分かること)上記8点のうち、「答申」が4点(答申は重要!?)
➡予想)まだ出されていない2022年3月の答申「第3次学校安全の推進に関する計画の策定について」は要チェック
➡予想)「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申)」(令和3.1.26)の3度目の出題があるかもしれない。
(分かること)何かの分野に偏るのではなく、学習指導要領、特別支援教育、生徒指導、地域連携など、年度ごとの重要課題やテーマについて、幅広く出されている。
➡予想)複数の県で出題されているが、秋田県ではまだ出題されていない資料は要チェック(特に直近3年間の資料)
例)障害のある子供の教育支援の手引~子供たち一人一人の教育的ニーズを踏まえた学びの充実に向けて~(R3.6手引き):2022年夏試験では9箇所以上で出題
例)人権教育を取り巻く諸情勢について~人権教育の指導方法等の在り方について〔第三次とりまとめ〕策定以降の補足資料~(R3.3):2022年夏試験では6箇所以上で出題
秋田県の教員採用試験の問題は、幅広い分野から出題されます。
教員としての確かな知識を有しているかどうかが試されます。表面上の学習、何となく過去問を解いている勉強では、成績上位とはいかないと思います。2023年夏の試験を受験予定であれば、あと10カ月です。さぁ、早めに本気モードに入りましょう。
秋田県を受験される皆さんは、筆記試験の幅広い勉強が必要なので、苦労は多いでしょうが、やり通すことができる人は「先生になる!」という意志の強い人です。東京アカデミーでは、そんな意志の強い、未来の素敵な教員の皆さんを支援したいと考えています。
東京アカデミーの教員採用試験対策講座では、「教育答申資料集」を使った講義があります。
毎年、新しい資料を加えて改訂している教材で、受講生の支持率も高いです。
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