東京アカデミー津田沼校
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こんにちは!
教員採用試験対策の予備校 東京アカデミー横浜校の教員採用試験対策講座担当です。
本日は2022年7月10日(日)に実施された神奈川エリア(神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市)の1次試験(教養試験)の教育心理部分について、過去の出題傾向を含めて一部ご紹介していきたいと思います!
問題をご紹介する前に…教養試験の配点についてのご紹介です!
神奈川エリアの教養試験問題は全39問の100点満点(1問2~3点設定)での出題となり、
今年はそれぞれ教職教養 42点(教育原理・教育心理・教育法規それぞれ5問ずつ14点)、一般教養 58点(人文科学8問20点、社会科学8問22点、自然科学8問16点)の配点でした!
昨年度と変わらず、教職教養の配点が高いため次年度も同じ配点での試験になる可能性があります。
教職科目の出題は重要語句、またはその前後の語句の穴埋め問題や正誤問題が多いので今のうちから、本試験では教職教養科目を満点取る気持ちで、ポイントを押さえてしっかりじっくりと学習していきましょう!
それでは今年の問題のご紹介です。神奈川エリアでは今年の教育心理はこんな問題が出題されていました!
次の記述ア~エは、発達について述べたものである。児童期の発達について、正しく述べているものの組合せとして最も適切なものを、後の①~⑥のうちから選びなさい。
ア メタ認知が次第に発達していく時期であり、自分の認知の状態に気付いたり、目標を設定・修正したりすることができるようになる。
イ 「対象の永続性」はモノ(対象)が視界から消えても存在し続けることをいう。ピアジェは、これを認知発達の基礎ととらえ、この時期に獲得するものとした。
ウ この時期に、役割遂行、規範、協力、責任感といった人付き合いの仕方(社会的スキル)を身に付けるのが適切である。
エ エリクソンはこの時期の心理社会的危機として、「自我同一性 対 同一性拡散」を示した。
①ア と イ
②ア と ウ
③ア と エ
④イ と ウ
⑤イ と エ
⑥ウ と エ
<2022年 神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市>
こちらの答えは②です。ちなみにこの問題の配点は3点でした。
神奈川県エリアではピアジェやエリクソンが提唱した発達理論に関する出題が多く(エリクソンに関する問題は4年間連続で出題されています)、次年度もピアジェやエリクソンが提唱した発達理論に関連した出題がされる可能性はとても高いです。
選択肢や問題に名前が出ることもあれば、提唱した発達理論の内容で人物を見分ける場合もあるのでどんな出題形式でも答えられるようにしましょう。
発達段階において「○○期に習得している要素は○○と○○」といったように整理しながらの学習や、人物名を見て提唱した理論を答えられる、かつ理論を見て提唱した人物名が答えられるようにしっかり覚えていくことが大切だと思います!
神奈川エリア試験について別途ブログでご紹介しております。
よろしければ下記リンクよりご確認ください!
2023年夏試験 神奈川エリア志望者必見! 最新出題① ~教養試験~
2023年夏試験 神奈川エリア志望者必見! 最新出題② ~専門試験~
2023年夏試験 神奈川エリア志望者必見! 最新出題③ ~教育原理~
2023年夏試験 神奈川エリア志望者必見! 最新出題④ ~教育法規~
2023年夏試験 神奈川エリア志望者必見! 最新出題⑤ ~自然科学~
2023年夏試験 神奈川エリア志望者必見! 最新出題⑥ ~社会科学~
2023年夏試験 神奈川エリア志望者必見! 最新出題⑦ ~人文科学~
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