東京アカデミー長崎校
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みなさんこんにちは!
公務員試験対策予備校の東京アカデミー長崎校公務員担当の中村です!
さて、本日は多くの受験生の悩みの種となる「人物試験」についてお話します。
公務員試験では、多くの場合一次試験で筆記試験が課せられ、二次試験以降で人物試験が実施されます。
当然のことながら筆記試験だけでなく、人物試験も突破しなければ合格を掴みとることはできません。
しかし、実際には多くの受験生が人物試験を苦手と感じています。
それは、周囲とのコミュニケーションを図る場が減っていること、多くの人が面接に対して不慣れであること、当日にならないと何を聞かれるのかわからないこと、などが挙げられます。
ではそのような人物試験突破を突破するポイントとはなんでしょうか?
ポイントは大きく3つあります。
1つ目は「自分のアピールしたい人物像を明確にすること」です。
面接では自分自身を最大限にアピールする必要があります。
自分の長所、志望動機、希望部署、これまでの経験など、面接で質問されることは全てがアピールのチャンスです。
しかし自分自身が自分のアピールしたいポイントや自分自身のキャラクターを明確にできていなければ、それをはっきりと伝えることができず、アピールが伝わらないものとなってしまいます。
2つ目は「求められている人物像を理解する」ことです。
採用する側(面接官)は、良い人であれば誰でもいいわけではなく、求めている人物像があり、それをイメージしながら受験生を評価しています。
ということは、せっかく自分をアピールしてもそれが面接官の求める人物像とマッチしていなければ、そのアピールは面接官に響きません。
受験先のHPや採用案内パンフレットなどに「求める人物像」などが記載されている場合がありますので、求められている人物像を理解し、それに対応する自らのアピールポイントを面接官に伝えることで、面接官に響くアピールとなります。
3つ目は、「面接官に自分の考え、アピールしたいことを正しく伝えること」です。
先に触れたように、面接試験とは受験生にとってはアピールの場であり、面接官にとっては求める人材を見極める場です。
どんなに自分自身のことを入念に振り返っていても、立派な考え・志を持っていても、それを面接官に伝えることが出来なければ意味がありません。
「自分の考えを相手に伝える」ことはすなわちコミュニケーションの基本ですが、面接という場では普段と違う空気、その日初めて会った面接官、様々な要因から多くの受験生は緊張のためその基本が難しくなるのです。自分自身の考えの半分も話すことができなかったり、言葉足らずで正しく説明が出来なかったり、適切でない話し方をしてしまったりということが起こります。
面接の中身を考えることばかりに終始せず、それを相手に伝わるようにわかりやすく話すことが大切です。
人物試験対策を後回しにするのではなく、早期から話すネタを考えたり、自分の足りない経験に取組んだりと今だからできる行動を取ることをおススメします!