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石川県教員採用試験人物攻略ポイント 『個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた教科書・教材・ソフトウェアの在り方について
こんにちは。教員採用試験の予備校、東京アカデミー金沢校の教員採用担当です。
さて、先月の話になってしまいますが8月25日に文部科学省にて
「教科書・教材・ソフトウェアの在り方ワーキンググループ(第5回)」が開催されました。
何についての話し合いかといえば、ずばり「デジタル教科書活用の在り方」だと考えればいいと思います。
そして今回の話し合いでは ～中間報告（論点整理案）～ が出されました！
文科省の該当PDFにリンクを貼りましたので、長いですけど後でじっくりと読んでみてください。
【デジタル教科書・教材・ソフトウェアの活用の在り方（論点整理案）】概略まとめ
※ギガスクール構想を大前提として、いわばソフトとしての「デジタル教科書」をどう扱うか、1人1台端末の環境の中でデジタル教材をいかに取入れ活用するかが基本の論点。
※導入時期は令和6年度、英語・算数、数学あたりから徐々に導入していく方向。
※紙とデジタルの両方を教科書についてもノートについても許容する。
※デジタル教科書そのものの使い方がまだ不得意な教師もいる中で、至急の課題として教師への研修を進める。
論点整理案からは上記のようなことが読み取れます。
で、この取組みが教員採用試験の受験にどう影響するか考えてみてください。
石川県の場合、直接教養試験に出題される可能性はそう高くないと考えられますが、個人面接で質問される可能性は高いと予想されます。
実際、今年の試験では「ICTをどう活かすか」と言った質問がなされた実例があります。
来年は一歩進んで
「デジタル教材をどう用いるとわかりやすい授業ができるか」
「紙とデジタルの教材をどう併用していくか」
など現場の教師が持つべき視点を志願者、特にデジタルに慣れた若い人材がどう考えているかをまとめておく事が重要です。
この話題に限らずに、教職教養の課題や論点と人物試験の質問や課題とが以前よりもずっと密接になっていると思います。
皆さんも、教職教養のみとか人物試験対策のみの対策や勉強にとらわれず、ハイブリッドな観点や思考を養ってください！
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