東京アカデミー立川教室
ブログ
こんにちは、教員採用試験の予備校・東京アカデミー立川校の教員採用試験対策担当です。
2022年夏実施東京都教員採用試験の教養試験において、東京アカデミーの教材に掲載された問題から的中問題ありましたので、ご紹介いたします。
公立学校の教員の研修に関する記述として、法令に照らして適切なものは、次の 1~ 5 のうちのどれか。
1 教員は、絶えず研究と修養に努めなければならないため、授業に支障のない限り、本属長の承認を受けずに、勤務場所を離れて研修を行うことができる。
2 教員は、任命権者の定めるところにより、休職しなければ、長期にわたる研修を受けることができない。
3 任命権者は、当該教諭に対して、その採用の日から3年間の職務の遂行に必要な事項に関する実践的な研修を実施しなければならない。
4 任命権者は、中堅教諭等資質向上研修を実施するに当たり、受ける者の能力、適性等について評価を行い、その結果に基づき、研修に関する計画書を作成しなければならない。
5 任命権者は、児童生徒に対する指導が不適切であると認定した教諭等に対して、3年を超えない範囲内で、指導改善研修を実施しなければならない。
正答.4
教育公務員の研修に関する次の記述ア~エのうち、正しいものを選んだ組合せとして適切なものは、下の1~5のうちのどれか。
ア 公立の小学校等の校長及び教員の任命権者は 文部科学大臣が定めた指針を 踏まえ、当該校長及び教員の研修について、毎年度、体系的かつ効果的に実施するための計画を定めるものとする。
イ 公立の小学校等の任命権者は、中堅教諭等資質向上研修を実施するに当たり、中堅教諭等資質向上研修を受ける者の能力、適性等について評価を行い、その結果に基づき、当該者ごとに計画書を作成しなければならない。
ウ 特別免許状を取得して高等学校の教諭として採用された場合、初任者研修の対象から除かれる。
エ 県費負担教職員の研修については、公立の小学校等の教諭等の任命権者である都道府県教育委員会が実施しなければならず、区市町村教育委員会が県費負担教職員の研修を行うことはない。
1 ア・ イ
2 ア・ ウ
3 イ・ウ
4 イ・エ
5 ウ・エ
正答.3
本試験の正答に関わる箇所が東京アカデミーのテキストにも掲載されていました。
本試験の問5は教育公務員特例法第22条・第23条・第24条・第25条に関わる「研修」の問題でしたが、教育法規においては研修以外にも服務・指導要録(表簿)・就学などについてよく問われています。
やや長めの選択肢について、ひとつずつ正誤を見極めていかなければなりませんので、基本的知識は確実に身に付けておきたいところです。
上記の問題以外にも東京アカデミーのテキストからの的中問題は多数ございます。また機会がありましたら、ご紹介したいと思います。
東京アカデミー立川校では、2023年の教員採用試験の合格を目指す通学講座「10月生」を受付中です!
来年の東京都教員採用試験を受験予定の方、同じ目標を持った仲間とともに合格を目指しませんか?