東京アカデミー津田沼校
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こんにちは!東京アカデミー津田沼校・教員採用試験対策担当の菅原です。
本日は2022年7月10日(日)に実施された千葉県・千葉市の一次試験(教養試験)について、傾向を含めて一部をご紹介したいと思います!
千葉県・千葉市は他自治体と異なり「教育時事」の出題数が多いことにあります。
ここで過去3年間の出題内容から最新の教育時事(出題時から遡って、約1年間に発出されたものを対象として)がどう出題されたか見てみましょう!
2020年(令和2年)7月実施・教養試験 ※新型コロナ対応で午前・午後の2回実施
[午前]
問15「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン」
問16「外国人児童生徒の受入れの手引 改訂版」
問18「教育の情報化に関する手引」
[午後]
問13「OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント」
問14「学校・教育委員会等向け虐待対応の手引き」
問15「『生きる力』をはぐくむ学校での安全教育」
問17「令和元年度 全国体力・運動能力,運動習慣等調査結果の概要について」
問18「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」
2021年(令和3年)7月実施・教養試験
問15「外国人児童生徒等の教育の充実に関する有識者会議 報告書(概要)」
問16「新型コロナウイルス感染症対策に伴う児童生徒の『学びの保障』総合対策パッケージ【詳細版】」
問18「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」
2022年(令和4年)7月実施・教養試験
問13「いじめ防止対策推進法」
問15「「令和の日本型学校教育」を担う新たな教師の学びの姿の実現に向けて 審議まとめ」
以上になります。
出題時から遡って1年間だけを対象としてもこれだけの問題が最新の教育時事として出題されております。
教育時事の範囲は、学習をされていくとお分かりになるかと思いますが、文部科学省の(通知・報告など)や中央教育審議会の答申からおおむね出題がされております。
そのため、定期的に文部科学省や教育委員会のホームページを定期的にチェックすることをオススメします。
2023年は何が出題されるかについては、こちら(リンク)をご参照ください。
2022年の教養試験では「社会時事」の問題が新しく出題されました。
具体的にどんな問題だったか見てみましょう!
2022年(令和4年)7月実施・教養試験
問17「令和3年6月の最高裁判所大法廷、夫婦別姓の判例」
問18「令和3年12月にノーベル物理学賞受賞を受賞した眞鍋淑郎氏の研究内容」
問19「「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」」
以上の様に、日頃からニュースなどで情報収集しておかないと解けない問題となっており、問18に関しては今年の公務員試験にも出題されていることから、少なくとも今年の12月までの時事をニュースアプリ等で見る習慣を身に付けておくとよいでしょう。
※余談になりますが、今年の千葉県・千葉市の個別面接で「気になっているニュースはありますか」という質問があり、質問に対する回答から「そのニュースをどう生徒に伝えますか」という深掘りされた事例もあるので、一般時事は知っていて損はないかと思います。
受験生の皆様には、教育原理で学習される内容=『不易』な内容は当然ですが、これらご紹介した新たな時事的内容=『流行』を追っていただき、学習に生かしていただければと思います。
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