【看護師国家試験】高津加先生からの国家試験情報（21）

こんにちは。国家試験対策講座担当の矢代です♪
毎週土曜日は、池袋校の週2日コースを担当している高津加 久美(たかつかくみ)先生が池袋校のBＬＯＧに登場します♪

高津加です。

先日某看護大学で学内講座を行わせていただきました。
この時期、学校からのご依頼としては、解剖生理学を中心に疾患へ繋げられるような講義を行って欲しいという内容が多いですね。

 講義展開としては、まず学生さんが苦手かつ国試の出題率が高い所の解剖・生理学を説明します。
（もうこの時期の学生さんはさすがに寝たらマズいな・・・と思っているせいかしっかり起きてノートをとる姿勢が見受けられました。😊）

そして、解剖生理学が理解できたら疾患の症状へと繋げる。
この時、生理学を関連づけて覚えていくと他の疾患でも応用がききます。

 講義は私発信の一方的なものですが、これを自宅に帰って記憶の新しいうちに復習します。
できればブツブツと声を出しながら説明していくと、さらに記憶は定着します。

 知識というものは、インプットだけで分かったつもりでも意外と頭に入っていないものです。
予備校の講義はあくまでも学習の導入部分のお手伝いなので、継続して学習するには本人の意欲が必要です。
一度波に乗ったら集中力は持続しますが、波に乗るまでが大変なエネルギーを使います。

そろそろ、「点」だった知識を「線」に結びつける時期です。
皆さん学習意欲は沸いていますか？

新出題基準が反映される国家試験は、今までの勉強方法だけでは太刀打ちできません。
新・旧出題基準の違いを知り、根拠を理解しながら教科書を読み、高正答率の問題を優先的に解いていく。
秋はコレを意識して学習に取り組みましょう。

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