【教員採用試験】2023年夏受験　対策しておきたい東京都教育施策について

こんにちは。

教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー東京校の教員採用試験対策担当です。

 

本日は、2023年夏受験に向け、東京都の教職教養試験のうち、東京都教育施策に関する出題について取り上げていきます。

東京都の教育施策に関する問題は例年1～2問必ず出題されます。

過去3年間で出題された内容を一部ピックアップしてみると

・2020年実施試験：東京都教員人材育成基本方針【一部改正版】（東京都教育委員会　平成27年2月）

・2021年実施試験：東京都公立学校における教員の人材育成や研修に関する内容

　　　　　　　　　 東京都の教育事情（東京都教育ビジョン（第4次）など）

・2022年実施試験：東京都教育施策大綱（令和3年3月）

 

「東京都教育施策大綱」と教員の人材育成に関することが近年の出題分野です。

チェックしておきたい東京都教育施策

出題傾向から考えると「東京都教育施策大綱」は押さえておくべき内容です。

2022年実施試験の以前にも2019年実施試験に出題されていますので、連続して出題される可能性も考えられます。

また、教員人材育成に関しては、下記事項も出題されやすい（選択肢に含まれやすい）内容です。

・マイ・キャリア・ノート（2018年、2021年出題）

・東京都教師養成塾（2021年出題）

上記内容は東京都教職員研修センターのHPに記載しており、HP記載の内容はひと通り確認しておくことをおススメします。

また、「東京都教育ビジョン（第４次）」に関しても重要な施策です。

2019年度から2023年度の計画期間で次年度が最終年となり、注目されるタイミングのため出題の可能性が十分に考えられます。

 

今回、取り上げた東京都の教育施策に関しては、筆記試験でも重要となりますが、人物試験対策をするにあたっても活用できます。

東京都教育施策大綱に記載のある「東京都型教育モデル」は目指す教育や指導方針について示されており、

二次試験で問われる場面指導など教育観を問われる質疑の回答づくりに役立てることができます。

教員人材育成基本方針では東京都がどのような教員を求めているか、将来のキャリアプランが示されているので、個人面接での質疑の回答づくりの参考になります。

東京都教育施策に関しては、筆記試験の対策だけで終わるのではなく、人物試験対策にも活用できるように進めると効率よく対策ができるかと存じます。

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