東京アカデミー横浜校
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みなさんこんにちは。
東京アカデミーの片貝です。
皆さんもご承知の通り、第112回看護師国家試験から新しい出題基準(令和5年版)が適用されます。
本日はその新しい出題基準(令和5年版)と直近3回(第109・110・111回)の看護師国家試験を照らしあわせ、直近3回の中で、毎回出題されていた出題基準の「項目」をご紹介いたします。
あわせて、その項目に該当する過去問についてもご紹介いたします。
◇過去3回(第109~111回)で毎回出題された出題基準の項目
基礎看護学
目標Ⅱ.基本的な看護技術と適用のための判断プロセスについて基本的な理解を問う。
大項目「5.診療に伴う看護技術」
中項目「D.輸液・輸血管理」
小項目「輸液・輸血の管理方法」
◇上記項目に該当する過去問
<第111回 午後問題39>
39 52 歳の女性が上腹部痛と吐血を主訴に受診し輸血を行うこととなった。輸血時の対応で正しいのはどれか。
1 .赤血球製剤を30 ~ 37 ℃で融解する。
2 .血液型検査とクロスマッチ検査用の採血を同時に行う。
3 .クロスマッチ検査の結果を医師と看護師で確認する。
4 .輸血開始から15 分後にアレルギー反応の初回観察を行う。
正答 3
<第110回 午前問題23>
23 輸液ポンプを使用する目的はどれか。
1 .感染の防止
2 .薬液の温度管理
3 .薬物の効果判定
4 .薬液の注入速度の調整
正答 4
<第109回 午後問題90>
90 1 , 500 mL の輸液を朝9 時からその日の17 時にかけて点滴静脈内注射で実施する。
20 滴で1 mL の輸液セットを用いた場合の1 分間の滴下数を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1 位を四捨五入すること。
解答: ① ② 滴/ 分
① ②
0 0
1 1
2 2
3 3
4 4
5 5
6 6
7 7
8 8
9 9
正答 ① 6、② 3
過去問は国家試験対策において重要なツールになります。
過去の傾向を知ることで、国家試験で重要となる項目が見えてきます。
なお、新しい出題基準はこちらから確認できますのでチェックしておきましょう。
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