東京アカデミー大阪校
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皆さん、こんにちは。
本日は保健師国家試験『公衆衛生看護学~健康危機管理~』における出題基準の改定ポイントをチェックしましょう!
改定概要には、「感染症の集団発生に係る対応や予防のための保健活動について項目の充実を図った。」とあり、目標の文言には「集団発生予防」という言葉が追加されています。
旧:目標Ⅲ.感染症の集団発生時の保健活動について基本的な理解を問う
新:目標Ⅲ.感染症の集団発生時と集団発生予防の保健活動について基本的な理解を問う
新しく追加された項目として、「6:感染症集団発生時の保健活動」の中項目に「D.圏域や都道府県を越えた広域的な感染症集団発生への対応」があります。また、大項目に「7:感染症の集団発生予防のための保健活動」が追加されています。
新しく追加された大項目の小項目を見てみると、「感染経路別の予防対策」「施設の種類に応じた予防対策指導(保育所、高齢者施設、医療機関、学校、事業所)」「正しい知識の普及啓発」「感染症流行状況の把握」が挙げられます。
これらを見ると、予防については今まで聞かれていなかったのかと思われるかもしれませんが、
第107回試験では、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律<感染症法>」からの出題がありました。
過去問題からの類似問題なども確認して、効率的に国家試験対策を行っていきましょう。
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