【看護師国家試験】必修問題の重要性と学習のポイント

まず初めに、看護師国家試験は必修問題、一般問題・状況設定問題に分かれていますね。

その中でも必修問題は、『看護師として特に基本的かつ重要な知識』を問う問題です。

出題範囲は、社会保障、人体、疾病、各看護学（基礎、成人、老年、小児、母性、精神、在宅）、看護技術となっており
全科目についてまんべんなく、丁寧に学習する必要があります。

そして、必修問題で8割以上正答できなければ、
一般問題・状況設定問題が合格基準に達していても不合格になってしまいます。

なので、看護師国家試験に合格するためには、まず、「必修問題」を攻略する必要があります🔥

●全分野に対して基本的・基礎的な内容はしっかり覚える
　必修問題の多くは、設問について「知識があれば正答できる問題」です、知識の有無が得点に直結するので覚えましょう！
　また、必修問題で必要になる基礎知識は、一般問題・状況設定問題を解く時も役に立ちますね。

●出題基準の小項目（キーワード）に上がっている基本的事項を確実におさえる
　特に目標Ⅲの人体と疾病分野は特に苦手な方も多い印象です。
　ですが、出題基準の小項目（キーワード）の基本事項を確実に覚えることで得点可能なものがほとんどです。
　うろ覚えや自己流の解釈は避け、確実な定義をおさえましょう。

●過去問を利用して丁寧に学習する
　国試に関する報告書に「必修問題においてはより積極的に既出問題を活用していく」と記載もあり、過去問を利用した学習は有効です！
　今までの過去問利用を見てみると、一般問題として出題されていた問題が改変され必修問題として出題されたり、
　同じ必修問題ですが問われ方が変わり出題される等、様々な形式で過去問が活用されています。
　形式が変わっても対応できるよう、過去問での学習は周辺知識も合わせて確認するようにしましょう！