【教員採用試験】教養試験におけるICT活用の出題内容

こんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー立川校の教員採用試験担当です。

本日は、2023年夏試験でも重要トピックとなる「ICTの活用」に関連した試験対策を取り上げていきます。
9月8日のブログでは、今年夏試験の面接試験において、ICT関連で問われた内容をご案内させていただきました。
ICT関連については、面接試験などの人物試験だけでなく、教養試験でも出題がされています。

今年は、教育の情報化の推進に関する法律（2019年6月）が複数の自治体で出題が見られました。
法律の内容としては、情報化を推進するうえでの基本理念や推進計画、基本的施策などが定められています。
全部で22条となり、「学校教育の情報化の推進に関する法律（概要）」では、条文を下記のように分けて構成を示しています。

第一　目的（第1条）
第二　定義（第2条）
第三　基本理念（第3条）
第四　国の責務（第4～6条）
第五　法制上の措置等（第7条）
第六　推進計画（第8・9条）
第七　基本的施策（第10～21条）
第八　学校教育情報化推進会議（第22条）

なお、今年出題があった自治体では、第3条についての出題が多く見られました。
下記が、現時点で問題入手により判明している自治体の出題箇所となります。

青森県：第3条
茨城県：第3条
東京都：第2条、第3条、第13条、第16条
静岡県：第3条
岐阜県：第3条
大阪府：第3条
岡山県（午後問題）：学校教育の情報化の推進に関する法律（通知）「第1　法律の概要　1総則（3）基本理連（第3条関係）」
岡山市：第3条

多くの自治体で出題があるということは、特に重要な箇所となります。
第3条は6項ありますが、どの部分が問われても良いように内容を押さえておきましょう。
特に1項目は、ICTを使用した教育を行う目的、基本理念にも通じる内容ですので、正確に覚えられるように学習をしてみてください。

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