東京アカデミー青森校
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青森県・青森市等の公務員、国家公務員等の予備校=東京アカデミーの髙山です。
今回は教養試験対策について紹介していきます。
教養試験は、試験区分に関係なく、大半の公務員試験で課される五肢択一式の学力試験です。一般知能と一般知識に大別されます。
また、出題範囲が広く、すべての分野で対策をとるのはかなりの時間が必要になるので、早めの対策が必要不可欠になります。試験までまだ時間があるので「まだいいや」ではなく、「今」から対策をしていきましょう。
教養試験の主な出題範囲は以下の通りです。
教養試験 (教養科目)
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一般知能
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数的処理 |
数的推理 |
判断推理 |
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空間把握 |
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資料解釈 |
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文章理解 |
現代文 |
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英文 |
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一般知識
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人文化学 |
世界史 |
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日本史 |
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地理 |
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思想 |
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文芸 |
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自然科学 |
数学 |
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物理 |
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化学 |
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生物 |
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地学 |
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社会科学 |
法律 |
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政治 |
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経済 |
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社会 |
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時事 |
数的推理は、小学校~中学校で習う文章題がメインになります。単位や比、数式など算数、数学の知識が必要になります。易しい問題から解き、公式やパターンを理解して学習していきましょう。
判断推理は、公務員試験独自の分野になります。数的推理のような計算要素は少ないですが、与えられた条件や人の証言などから正しい答えを導き出す問題になります。問題と解法のパターンが決まっているため、解き方をマスターすれば得意科目にできる分野です。
空間把握は、展開図や軌跡などの認知力が問われる問題になります。苦手な方はどうしても苦手意識を持ってしまい解くのに時間がかかってしまう方もいるので、他で補えるようにしましょう。
資料解釈は、難しい問題はあまり出題されないので、丁寧に解けば得点しやすい科目です。ほかの科目より時間をかければ解ける問題が多いです。しかし、本試験ではあまり時間をかけすぎることはできないので、日頃から時間配分を決めて問題を解く練習をしましょう。(1問5分程度)
一般知識については、基本的にこれまで学校で習ってきた科目になります。ただし、時事問題に関しては試験の約1か月前くらいまでの出来事などが出題される可能性があるので、日ごろからニュースなどをチェックしましょう。
優先すべき科目
一般知能(数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈)
社会科学(政治、経済、社会)
文章理解(英文、古文・漢文)
上記の出題科目は、出題数が多くどの自治体も約7割出題されています。
特に判断推理、数的推理、政治、経済、社会は再頻出科目ですので、重点的に学習することで得点率を向上させましょう。
教養試験の合格ラインは7割といわれています。優先順位の高い科目で苦手科目がある場合は、早めの対策で高得点を狙いましょう。
苦手分野は苦手で終わらすのではなく、少しでも得意に近づけるようにしましょう。
以前にも公務員試験の勉強の仕方について紹介しているのでチェックしてみてください。
公務員試験の勉強の仕方についてはこちらから
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