東京アカデミー広島校
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こんにちは、教員採用試験の予備校、東京アカデミー広島校の教員採用試験担当です。
これまでもブログで定例県議会について何度か取り挙げましたが、今回は令和4年9月定例県議会の「県議会における教育関係の質問と答弁(令和4年9月定例会)」(※これは令和4年9月定例県議会における質問のうち,県教育委員会が作成した教育関係分の未定稿速報です。)についてです。
質問項目に対して、県教育委員会が答弁を作成しておりますので、現状についてや、今後の取組み、方向性が示されています。
これから採用試験を受験される方は、面接試験での回答にも役立つと思います。是非ご一読ください。
掲載ページはコチラ☞『県議会における教育関係の質問と答弁』
今回の内容で、面接試験等でも聞かれている内容や、興味深いものを以下挙げておきます。
〈質問項目〉(答)…一部抜粋しておりますので、全文は上記『県議会における教育関係の質問と答弁』でご確認ください。
○教職員による犯罪根絶に向けた取組について:教職員による犯罪根絶に向け,懲戒処分の指針の改正といったすでに行われている対策(2022.8.10ブログ参照)を含め,今一度,さらに効果的な対策について,不断の取組を強化してもらいたい。
(答)更なる対策を講じるため,3点の取組を進めることとしている。1点目は,学校全体で規範意識の向上を図るため,児童生徒との私的なメールのやりとりや,密室で1対1になることなどの禁止行為を明示したチラシを掲示することなどにより,ルールの徹底を図るとともに,定期的にワークショップ形式での不祥事防止研修を実施する。2点目は,管理職が,教職員の抱える悩みや困りごとについて相談に乗る際の手法や心構えについて研修するなど,教職員が相談しやすい職場づくりに取り組む。3点目は,教職員が自覚できていないストレスに自ら気付くことができるようにするため,自身の状況を客観的に振り返ることができるセルフチェックシートの導入に取り組む。また,児童生徒が被害に遭わないようにするための取組として,「生命の安全教育」の取組を充実させ,児童生徒が不快な思いをした時に,信頼できる大人に相談したり,訴えたりすることができる力の育成を図る。
○公立小中学校教員の労働環境の改善について:今後,学校における働き方改革と労働環境の改善にどう取り組んでいくのか
(答)教員の働き方改革については,全ての子供たちが,一人一人の適性や興味・関心などに応じた個別最適な学びにより,右肩上がりに成長していくためにも,早急に改善すべき重要な課題であると認識している。平成30年度実施の勤務実態調査から,中学校で6割以上,小学校で約3割の教諭が,月80時間以上の時間外勤務を行っており,それを踏まえ,県教育委員会では,小中学校等の教員の業務をサポートする人材の配置の拡充に努めており,具体的には,今年度,・小中学校等219校に「スクール・サポート・スタッフ」を,・中学校71校に「部活動指導員」を配置するための支援を行っているところである。
○国の教員不足解決策について:文科省による,教員の特別免許状の積極的活用や教員採用試験の早期化・複線化といった施策が,果たして教員不足の根本的な解決につながるのか
(答)教員採用選考試験を通じて,必要な教員数の確保を図るため,教員志望の学生を対象とした出前講義や,採用試験説明会の拡大,大学等推薦特別選考など様々な取組を行っている。なお,教員採用選考試験の早期化・複線化については,現在,中央教育審議会において議論がなされており,今後,研究が行われるとのことから,国の検討状況を注視していきたい。
他にも○2023年度(2022年夏実施)教員採用試験の受験状況についてでは,新設の「大学等推薦特別選考」の取組 などがあがっています。
特別選考の「夢・チャレンジ‼」が終了したことにより、2023年夏実施試験では新たな特別選考試験が実施されるかもしれませんね。
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