東京アカデミー高松校
ブログ
こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当:石井です。
10/3に文部科学省で開催されました『個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会(第2回)』について、重要なポイントをまとめてみたいと思います。
この会議で配布された資料に、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方について 」という資料がありましたが、その中の「認識すべき教室の中にある多様性・子供目線の重要性」の図は現在のクラスの状況が一目でわかるものとなっており、現役生の方は教育の現状をイメージしやすいかと思いますので、見ておくことをお勧めします。
また、この資料は内閣府の会議で出された資料であり、教育の側面だけでは見えない部分もあると推測されます。これまでの縦割りの見方・考え方だけでなく、「横串(よこぐし)」を刺すような施策について考えていくことは今後の重要な視点だと考えます。
また、興味深い資料として、オンライン教育に関する小・中学生の保護者に対するアンケート結果である、「オンライン教育の利用希望」を見ておきましょう。
教育のICT化が進み、教育DXが今後加速度的に進むとしても、現状ではオンライン中心とはならず、対面教育が中心であることを保護者は望んでいます。経済産業省「令和2年和2年2月28日付DXレポート2」にある
《デジタル化の3段階》
を教育にも当てはめつつ、教育データの利活用や授業の改善、学校業務の効率化について意見をまとめていきましょう。
最後に、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた教科書・教材・ソフトウェアの在り方について~ 中間報告(論点整理) ~」については、デジタル教科書をどのように活用していくかのビジョンを
をしっかりと押さえた意見づくりを進めていきましょう。
高松校開講講座についてはこちらをご確認ください。
本気の皆様をお待ちしています。