東京アカデミー鹿児島校
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皆さんこんにちは。
公務員試験専門予備校、東京アカデミー鹿児島校公務員科担当です。
本日は、公務員試験におけるSPI3への対応についてお話します。
コロナ禍の近年、公務員試験においても「SPI」「SCOA」のような民間で利用されている筆記試験で受験できる試験がたくさんございます。特に「特別枠」や「社会人枠」採用に多く見受けられますが、独自日程やC日程の市町村などにおいても人物を重視する自治体に積極的に多く利用されています。また、地方創生の観点からも多くの受験生を獲得できるメリットがあるのではないでしょうか。
公務員試験では不正防止の理由から、主にテストセンターやペーパーテストのケースが多いようです。SPIでは、「能力検査」がいわゆる筆記試験を指しており、「言語分野」と「非言語分野」に分かれています。
言語分野の内容は主に・・・語句の意味、二語の関係、語句の成り立ち、文章整序、長文問題など
非言語分野の内容は主に・・・割合、料金の割引、速さ、集合、確率、推論(命題・論理・位置関係・対応関係・順序関係)資料の読み取りなど
対策のポイントとしては、
【言語分野】
公務員試験対策としての「文章理解」では対応できない「語句の意味」、「二語の関係」、「語句の成り立ち」を入念に!
※長文問題以外は、1問につき数秒で解答する必要があるためです。
※公務員試験対策として、文章理解の対策を軽んじている方は特に注意を!
【非言語分野】
公務員試験対策としての「数的推理」ではあまり馴染みのない「代金の清算」「料金の割引」「物の流れと比率」「ブラックボックス」「グラフと領域」についてしっかりカバーをしてきましょう!
※SPIはとにかく時間との戦いです。非言語分野でさえ1問につき30秒~1分30秒程度で処理する必要があります。問題を瞬時に読み解く力と処理のミスをしない正確性が求められます。
といったことが挙げられます。
最後に、(私見ですが)経験上、公務員試験におけるSPI3のボーダーラインは60%~65%程度であると思います。民間よりも低いのではないかと思いますが、①試験時間が短い②テストセンターやWEBテストなどパソコンを使用した受験環境への対応など、公務員試験とは違った難しさがあることも確かです。
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