東京アカデミー広島校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー広島校です。
10月4日に『令和5年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験』の結果について広島県教育委員会ホームページで公表されました。
詳細は【令和5年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験の結果について】をご確認ください。
校種ごとの試験結果は上記に記載されています(※教科別は登載者数のみ)。
昨年の「選考試験の結果について」ブログでは、1次試験免除者の復活で1次試験合格がさらに厳しくなるであろうことについて、一昨年のブログでは、令和3年度広島県・広島市選考試験が1次試験,2次試験でなく、1回きりの試験でしたので、選考試験別に見て、期間限定で実施される特別選考試験〔夢・チャレンジ!!(※2022年夏試験まで)〕が全選考試験の中で、一番高い倍率5.8倍だったことをお話ししていました。
2022年夏実施されました試験について、第1次試験での倍率、第2次試験での倍率をみていきたいと思います。
第1次試験の倍率(第1次試験受験者数÷第1次試験合格者数)ですが、校種毎では、小学校1.4倍、中学校2.9倍、高等学校3.7倍、特別支援学校1.3倍、養護教諭6.3倍、栄養教諭7.9倍となっており、高等学校、養護教諭、栄養教諭が高かったことが分かります。また、中学校に関しては、採用予定者数の大幅減により昨年の1.9倍から2.9倍と高くなりました。教科別でみると、一番高い倍率は〈高校日本史〉で11倍でした。次に〈高校書道〉8倍、〈高校保健体育〉6.9倍、〈高校世界史〉6.7倍、〈高校音楽〉6.0倍となり、続いて5倍超えが〈高校数学〉と〈高校政経〉、4倍超えが〈中学保健体育〉〈高校生物〉〈高校化学〉でした。高倍率の【保健体育】【数学】【音楽】志望者の方は、中学、高校どちらにせよ難関と言えますね。
第2次試験の倍率(第2次試験受験者数÷第2次試験合格者数)は、1次試験免除者や現職教員等特別選考枠が含まれ、教科別でみることはできませんが、校種毎では、小学校1.3倍、中学校1.4倍、高等学校1.7倍、特別支援学校1.8倍、養護教諭1.3倍、栄養教諭2.1倍という結果でした。上記第1次試験の倍率と比べると、いかに第1次試験の突破が厳しいものか分かります。
10月7日のブログ「採用試験結果から見えること」でもお伝えしましたが、
志望する校種、教科の倍率を見て頂いて、合格しやすくなったといえども倍率が2.0倍以上であれば、合格者数よりも不合格者数の方が多いと認識していただき、計画的に学習していくことをおすすめいたします。
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