東京アカデミー青森校
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青森県・青森市等の公務員、国家公務員等の予備校=東京アカデミーの髙山です。
10月4日のブログでは教養試験についてお知らせしました。
今回は専門試験について紹介していきます。
教養試験同様に専門試験も早くから対策していかないといけません。
受ける自治体を決め、専門試験があるかを把握したうえで対策して行きましょう。
国家公務員試験では、職種によって専門試験に特徴があります。
青森県内の地方公務員試験では、以下のように専門試験のある自治体と内自治体に分かれています。
●専門試験のある自治体
青森県、青森市、弘前市、八戸市、つがる市、十和田市
●専門試験のない自治体
三沢市、五所川原市(※1)、黒石市(※1)、むつ市(※1)、平川市(※2)
※1はSPI試験、※2はSCOA試験となります。
また、自治体により、以下の4つのパターンに分かれます。
➀青森県・・・憲法、民法、行政法、経済学、財政学、政治学、行政学、社会政策、国際関係、刑法、労働法(40題120分)
②青森市・弘前市・八戸市・町村試験・・・憲法、民法、行政法、経済学、財政学、政治学、行政学、社会政策、国際関係(40題120分)
③つがる市・・・憲法、民法、行政法、経済学、財政学、社会政策、国際関係(40題120分)
④十和田市・・・憲法、民法、行政法、経済学、経済政策・経済事情、財政学・金融論、社会政策、政治学・行政学、国際関係、社会学・教育学(30題90分)
受験される試験により、必要な科目が異なりますので、早目に出題科目を理解しておきましょう。
専門試験は広く行政の仕事に携わる職種です。
国家公務員や一部の地方公務員試験で課せられ、「法律」や「経済」といった大学で勉強する科目で構成されます。
科目も多く大変ですが、大学で学ぶ内容が多いため同じスタートラインからの勉強になります。勉強しないで諦めてしまうのはもったいないです。
主要4科目「憲法」、「民法」、「行政学」、「経済学」は出題数も多く、ほとんどの試験で必要ですので優先して勉強しましょう。
①法律系科目(憲法、民法、行政法、労働法、刑法、商法など)
②経済系科目(ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、会計学、統計学など)
③行政系科目(政治学、行政学、社会学、国際関係論など)
※全ての科目が出題されるわけではなく、出題科目や選択回答・必須回答は異なります。
専門試験も6割得点が合格ラインです。
教養試験同様に満点をとれる試験ではないため、7割得点を目標に頑張りましょう。
専門試験は、自治体によってないところもあるので、自分の受ける自治体が専門試験があるのかを知っておく必要があります。そのためにも受験先を決めておかないと専門試験がないのに対策をしてしまったなどがでてきてしまうので、早めの受験先を決めましょう。
最終合格者が口を揃えて言っていることは、何よりも早めの対策が良かったと言っていました。大学生は学校とアルバイトで忙しいと思いますが、時間を見つけて試験勉強を行っていきましょう。民間企業に就職して、やっぱり公務員になりたいと思っている人もいますが、社会人になると勉強できる時間はとても短いです。
社会人に比べると大学生には時間があります。時間を有効活用して学習していってください。
合格者の多くは、教養試験対策3割、専門試験対策7割での勉強をしていたそうです。
最終合格を勝ち取った先輩方の勉強法も選考にしてみてください。
自分で効率の良い勉強法を編み出すことも良いですが、最終合格者も自分なりの勉強法があると思いますが、過去の合格者方の勉強法も参考にしていると思います。
合格者からのワンポイントアドバイスはこちら
公務員試験の専門試験の勉強法についても過去のブログで紹介しています。詳しくはこちら