東京アカデミー京都校
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公務員職員採用試験では、「上級」「中級」「初級」という言葉がよく使われます。
はじめて自治体の採用ページを見て、この言葉に疑問を浮かべる方もいらっしゃると思います。
まずはじめに簡単に説明すると、「上級」「中級」「初級」は、試験問題の難易度によって区分されています。
そこで今回は、「上級」「中級」「初級」は、どういう違いがあるのかについて紹介していきますので、ぜひ参考にしていただきたいです🥰
仕事内容の違いについては、同じ職種で採用されたならば、上級でも中級でも初級でも、仕事内容の違いは特にありません。
「上級」「中級」「初級」は、あくまでも試験問題の難易度によって区分されていますので、同じ職種であれば、配属先や業務内容に差はないです。
給料の違いについては、大卒、短大卒、高卒と給与に差がある自治体が多いですが、中には学歴によっての給与の差がない自治体もあります。
募集人数や倍率の違いは、それぞれ大きく変わってきます。これも自治体によって変わるのですが、募集人数は一般的に上級の方が、中級や初級より人数が多いです。
今から、令和3年の京都市の行政職を例に挙げていきたいと思います。
まずはじめに、京都市の試験区分は、上級Ⅰ(大卒)・上級Ⅱ(大学院卒)と中級(高卒)となっています。
上級の採用予定人数は上級ⅠとⅡ併せて約100名であり、それに対して申込者数が、上級Ⅰでは528名、上級Ⅱでは、41名となっております。
また、最終倍率は上級Ⅰでは3.6倍、上級Ⅱでは23.0倍となっております。
中級の採用人数は、約5名、申込者数が34名、最終倍率が3.6倍となっております。
この京都市の試験区分の違いを見ると、大卒と院卒の募集人数が、高卒よりも多いことが分かります。倍率は、京都市の令和3年試験の場合、大卒も高卒も変わらないことが分かります。
最後に、今回は「上級」「中級」「初級」という試験区分について紹介してきましたが、
年齢や学歴、給料の違いや募集人数、倍率の違いは、自治体によって異なりますので、詳しくは自分の受験する自治体の募集要項をご覧ください😊❗
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