【高卒公務員】自治体ホームページの見方　その2

こんにちは。東京アカデミー池袋校の公務員担当です。
前回（10/10）に引き続き、自治体のホームページのどこを見れば良いのかということをお伝えしていきます。

今回は広報紙です。広報紙とは、自治体が行政情報を内外に発信するために定期的に発行している媒体です。みなさんがお住まいの都道府県・市区町村や地域の広報紙が、新聞広告として挟まっていたり、自宅のポストに投函されていたり、地元の駅に設置されていたりしたところを一度は見たことがあるのではないでしょうか。
自治体により発行の頻度は異なります。例えば、豊島区は原則として1日・11日・21日の月3回、千代田区は原則として5日・20日の月2回、板橋区は毎週土曜日（お盆など除く）の月4回などです。

広報紙は地元の人だけでなく、地元以外の地域の人が読んでも有益な情報が多くあります。特に公務員志望の受験生のみなさんにとっては必読であると私は考えます。なぜならば、その自治体の「今」がわかりやすく（広報のための刊行物ですので、絵や写真などがふんだんに使われています）載っているからです。
例えば予算。予算は自治体のホームページに載っていますが、最もわかりやすいのは広報紙であると思います。区政情報のページにも予算の冊子がＰＤＦデータとして載っているのですが、数十ページから百ページ近く。対して広報紙は10ページ。どちらが読みやすいかは書くまでもありません。

広報紙はぜひ続けて読んでください。続けて読めば読むほどその自治体の色がわかるのではないと思います。筆者の属している池袋校では、特別区（東京23区）の広報紙すべてを印刷・設置しており、今もまさにデスクから右に目をやれば広報紙が棚に並んでいるのですが、視覚的な色もそれぞれ異なっていますし、同じ時期に刊行されているものの扱っているテーマは異なっていますので、より区ごとの特色の違いがみえて面白いです。

それぞれの自治体のホームページから探しても良いですし、以下のページのような各広報紙をまとめたポータルサイトもありますので、参考にしてみてください。
マイ広報誌