東京アカデミー静岡校
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こんにちは、東京アカデミー静岡校です!
今回からは「今年から新たに必修問題に加わった小項目(キーワード)に関する過去問題」を紹介していきます。
「今年から必修問題に新たに加わった」小項目がいくつかありますが、
それに関する問題は、過去に「一般問題として出題されている場合」、「必修問題の他の分野から出題されている場合」もあります。
紹介する過去問題を解いて、周辺知識も合わせて確認することで
今年の必修問題対策に役立てていきましょう✊🏻
🌟新たに必修問題に加わったキーワード 健康寿命
「健康寿命」は出題基準「目標Ⅰ-1.健康の定義と理解-B.健康に関する指標」の中の小項目です。
平成30年版出題基準では「平均余命、平均寿命」と記載されていた部分が変更になり、「平均余命、平均寿命、健康寿命」となりました。
それでは早速問題を見ていきましょう🔎✨
【第111回 午後9問(正答率97.2)】
世界保健機関〈 WHO〉が平成12年( 2000年)に提唱した「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」はどれか。
1 .健康寿命
2 .健康余命
3 .平均寿命
4 .平均余命
(正答:1)
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。
💡112回の試験対策のために、直近日本の健康寿命の数値も確認しておきましょう!
その他の選択肢についても確認すると…
健康余命とは、平均余命のうち、健康に日常生活を送ることができる年数のこと
平均寿命とは、生存する平均の年数のことで、平均寿命と健康寿命の差は、年々縮小しています。
平均余命とは、各年齢において平均してあと何年生存が可能であるかを算出した年数のことです。
0歳の平均余命=平均寿命です。
【第108回 午前35問(正答率87.6)】
健康寿命の説明で適切なのはどれか。
1 .生活習慣病の予防は健康寿命を伸ばす。
2 .2013年の健康寿命は2011年よりも短い。
3 .2013年の健康寿命は女性より男性のほうが長い。
4 .平均寿命と健康寿命の差は健康上の問題なく日常生活ができる期間である。
(正答:1)
生活習慣病の予防は健康寿命を伸ばします。
その他の選択肢についても確認すると…
平均寿命と健康寿命の差は、支援や介護を必要とされる期間です。
第108回の問題は、2011年・2013年の健康寿命についての情報がないと少し解きにくいかと思いますが
健康寿命についての知識があれば、正答できますね!
今回は健康寿命に関して、2問ご紹介しました。
新規追加の小項目だからといって慌てることなく、しっかりと学習していきましょう✍🏻📕
また、小項目「健康寿命」は、出題基準「健康支援と社会保障制度」にも含まれています。
一般問題・状況設定にも出題される可能性があるので、そちらの対策も忘れずに…!⚠️
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