東京アカデミー大阪校
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こんにちは、大阪校の国家試験対策担当です。
今回の高正答率問題は、「臨床栄養学」から2問ご紹介します。
111 臨床栄養に関する用語とその内容の組合せである。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ インフォームド・コンセント 予想プロセスからの逸脱
⑵ アドヒアランス 患者が治療へ積極的に参加すること
⑶ コンプライアンス 障がい者と健常者との共生
⑷ バリアンス 内部環境の恒常性を維持すること
⑸ ノーマリゼーション 情報開示に対する患者の権利
正答は⑵。正答率94.1%でした。
2.2%の方は、選択肢⑷を選択されました。
第35 回本試験のNo.112、第33 回本試験のNo.115、第32 回本試験のNo.116、第31 回本試験のNo.116、第29 回本試験のNo.121、No.122、第25 回本試験のNo.121 の類題で、頻出ですね。きちんと得点しましょう。
131 70 歳、女性。体重48kg、標準体重50kg。自宅療養中の骨粗鬆症患者である。1 日当たりの栄養素等摂取量の評価を行った。改善が必要な項目として、最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ エネルギー1,500kcal
⑵ たんぱく質60g
⑶ ビタミンD 4μg
⑷ ビタミンK 300μg
⑸ カルシウム 700mg
正答は⑶。正答率74.7%でした。
骨粗鬆症の病態やリスク因子については繰り返し出題されていますが、栄養管理における具体的摂取量を問う出題は今回が初めてでした。
第36回国家試験 問題は厚生労働省のHPで確認いただけます。
※正答率は、弊社自己採点会へご参加いただいた方の解答データを基にしています。