東京アカデミー福岡校
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みなさんこんにちは。
東京アカデミー福岡校の教採担当です。
本日は9月29日に行われた「都道府県・指定都市教育委員会教育長会議」において、永岡文部科学大臣から都道府県・指定都市教育委員会教育長に向けて説明されたコメントをご紹介します。
下記は、同会議での永岡文部科学大臣のコメントです。(文部科学省HPより抜粋)
「各業種で採用が多様化している中、教員採用試験が現状のままで良いのか、よく検討する必要があると考えている。試験の早期化、複数回実施や通年にわたる採用などに向けた具体的な動きを加速すべく、今後、できるだけ早く、文部科学省と教育委員会等の関係団体から成る協議会を立ち上げたいと考えております。大事なのは、日本全体で教師を目指してもらう方々の数を増やし、質を高めていくことであり、限られた志願者を奪い合うのではなく、教師を目指すことをあきらめてしまう方々を再び教師を志望するように振り向けること、新たに教師を目指す方々を増やすことです」 |
令和3年度に実施された教員採用選考試験での採用倍率が、文部科学省が令和4年9月に公表した調査結果で、調査対象の学校種の総計および小学校の採用倍率が過去最低となっていることを受けた内容となっています。
これまでの採用試験の形態や手法に大きな変化がもたらされようとしていることが伺えるコメントです。
今後教員を目指す皆さんは、これまで以上に各自治体の動向に注目しておく必要があります。
東京アカデミー福岡校でも、受講生の皆さんにいち早く情報を伝達・共有しながら、講座運営をしてまいります。
10月5日付で中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会から『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について~「新たな教師の学びの姿」の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の構築~(中間まとめ)が公表されました。
本日はこの中間まとめの中から、「令和の日本型学校教育」を担う教師に求められる資質能力について紹介したいと思います。
教師に共通的に求められる資質能力の柱を、以下の5項目に再整理されています。
これからの教員採用試験は、この5項目を指針として受験者の資質能力を見極めるものなるのではないかと思われます。
試験の内容にも、当然のことながら反映されてくると思いますので、前述の内容とも合わせて、今後の自治体の動向にも注目していきたいと思います。
また今後のこのブログでもこの中間まとめについては掘り下げていきたいと思います。
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教員科 担当 石島・伊藤