東京アカデミー青森校
ブログ
こんにちは。青森県教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー青森校の佐井です。
10月13日に「中央教育審議会教育振興基本計画部会(第8回)会議」が開催されました。
第4期教育振興基本計画では、
●個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実
●不易流行の元にある教育の本質的価値の実現
●個人と社会のウェルビーイングの実現
●グローバル人材の育成
●デジタルの活用とリアル(対面)活動の重要性
などがコンセプトなっておりますが、今回の会議で、以下の事項が追加(一部のみ掲載)となっていましたので、参考にしてください。
〇「自立」、「協働」、「創造」について 、「自立」と「協働」は個別最適な学びと協働的な学びの一体的推進に対応する方向性であり、「創造」は主体的・対話的で深い学びを通じてもたらされる
〇Society 5.0 の実現を目指すとともに、その牽引役として多様な価値観に基づき地球規模課題の解決に貢献するグローバル人材の育成を図る
〇「流行」を取り入れてこそ「不易」としての普遍的使命が果たされるものであり、不易流行の元にある教育の本質的価値を実現するために、羅針盤の指し示す進むべき方向に向けて必要な教育政策を着実に実行
〇学校施設については、老朽化の進行や多様な教育内容・方法等への対応が依然課題となっていることから、安全・安心で質の高い教育研究環境の整備を継続的に行っていく必要がある
〇ウェルビーイングの実現とは、多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じるとともに、地域や社会が幸せや豊かさを感じられるものとなることであり、教育を通じてウェルビーイングの向上を図っていくことが求められる
〇組織や社会を優先して個人のウェルビーイングを犠牲にするのではなく、個人の幸せがまず尊重されるという前提に立つことが必要
〇学校と地域・産学官の連携を推進していくためには、人と人、組織と組織をつなぎ、拡げていく機能が重要となる。そのためのコーディネーター人材の育成や、コンソーシアムによる組織間の連携が求められる
〇DX (デジタルトランスフォーメーション)の推進に当たっては、DX はあくまで手段であることに留意することが必要である。教育 DX を進めた上で、デジタルも活用して問題解決や価値創造ができる人材の育成こそが目指されるべきである。
特に、グローバルな人材育成、ウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良い状態にあること)に関しての記述、修正・追記が多いように感じました。
第4期教育振興基本計画はこの部分がポイントの一つとなるかと思われます。
東京アカデミーでは、第4期教育振興基本計画のポイントも含め、最新・膨大な量の答申、資料のポイントを講義しています。
イベントセミナーでは、効率的な学習につなげるための試験情報をお知らせします!
詳細は以下のサムネイルをクリックしてください。