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今回は、税務職員のお仕事紹介について紹介していきます🥰
今回ご紹介いたします税務職員は、一般職の国家公務員に当たります。
税務職員の仕事内容は、主に国税局や税務署に勤務し、税金に関する調査や指導を行います。国税局や税務署において、適正な課税を維持し、また租税収入を確保するため、税務のスペシャリストとして、法律・経済・会計などの専門的知識を駆使し、次の業務を行います。
国税調査官・・・納税申告における調査・検査・指導などを行います。
国税徴収官・・・滞納税金の督促・滞納処分、納税指導などを行います。
国税査察官・・・脱税容疑者への強制調査や告発などの職務に従事します。
また、税務職員は、一定の条件で23年以上勤務すると、税理士の資格が取得できます。
税務署職員採用で採用されたあとすぐには、国税局や税務署で働きません。
高校卒業や専門学校卒業相当の人が受ける税務署職員採用は、採用された際、税務大学校という全寮制の施設で1年間研修を行います。
ここでは、社会人としての良識や公務員としての自覚を身につけさせるとともに、税務職員として必要な知識や技能などの基礎事項を習得します。
ちなみに税務大学校は、大学校とついていますが、あくまで研修する施設なので卒業しても学歴には反映されません。
寮生活は強制で、門限や様々な制限があり、きつい面もありますので、事前にご自身で調べるようにしておきましょう。
また、税務職員は公務員にあたりますので、税務大学校で研修している間も、給料(14万6100円、東京都特別区の場合17万5320円)がもらえます😊
《国税庁ホームページより》
初任給(税務大学校卒業時):16万8000円、東京都特別区の場合20万1600円
昇給:通常年1回
諸手当:扶養手当、通勤手当、住居手当等が支給されるほか、6月と12月には、期末・勤勉手当として、年間に俸給月額等の約4.30月分が支給されます。
就業時間:7時間45分
休日:土・日曜日および祝日などの休日
休暇:年20日の年次休暇(採用の年は年15日。残日数は20日を限度として翌年に繰越し)、病気休暇、特別休暇(夏季・結婚・出産・忌引・ボランティア等)、介護休暇、介護時間
福利厚生:(1)健康管理については、健康診断や一定年齢以上の職員には人間ドックを実施するなどの施策が講じられています。(2)国家公務員共済組合連合会等で経営あるいは契約する病院・診療所、ホテル、スポーツクラブ等が各地にあり、家族とともにこれらの施設を利用することができます。(3)健康保険の制度により、病気や負傷をしたときには、保健給付が行われます。(4)育児休業手当金等の給付や住宅資金貸付等の貸付制度があります。(5)一定期間以上勤務した後に退職した場合は退職手当が支給されるほか、共済組合からは終身にわたり老齢厚生年金等が支給されます。
最後に、『もっと詳しく知りたい!』という方は、ジョブタグや国税庁のホームページに詳しく書いてありますので、下のリンクからご覧ください😊❗
また、公務研究セミナーという、各府省の職員が個別ブースで本府省等の業務概要、直面する政策課題への取組、仕事のやりがいなどを説明するイベントが人事院より開催されますので、気になっている方は、下のリンクから進んでください。近畿地区は、11月19日(土)に大阪大学であります。そして、11月30日(水)・12月1日(木)・2日(金)には、霞が関の各本府省庁で開催されます。気になっている方は、是非参加していただきたいです🥰
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