【大卒公務員】女性のみに課された「100日間の再婚禁止規定」の撤廃

こんにちは、公務員試験の予備校 東京アカデミー難波校　公務員担当です。

2022年10月14日に民法改正案が閣議決定され、離婚後300日以内であっても、女性が別の男性と再婚していれば、子どもを再婚相手の子とすることができるようにまります。また、女性だけ離婚から100日間再婚ができないという再婚禁止期間も廃止される見込みとなりました。

＊離婚後300日以内に生まれた子どもは前夫との子との原則は維持されています。

この改正案が閣議決定された背景には、現在の法律だと離婚から300日以内に生まれた子どもは、別れた前の夫の子どもと見なすと規定されているため、離婚直後に別の男性との子どもを出産した場合、前の夫の子どもとされないよう母親が出生届を出さず、無戸籍となる問題が指摘されていたためです。

国会での成立はまだですが、2023年度の公務員試験では、出題が予想されるポイントですので、注視しておきましょう。

また、「親が子を戒めることを認める懲戒権の削除」も同日閣議決定されていますので、こちらも確認しておきましょう。

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