東京アカデミー難波教室
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こんにちは、東京アカデミー難波校の教員採用試験担当です。
前回は、教員採用試験を受験するにあたり、何から始めるべきかをお話しました。
今回は、受験先の決め方をお話ししていきます!
受験先に迷われている方の参考になれば、幸いです。
志望先の決め方は主に次の2点に注目してみましょう!
①労働・試験に関する条件・・・場所、出題科目等
②教師を志望する理由に沿った条件・・・自治体の取り組み
自治体を決める際、出題される科目、お住まいの地域かどうか等、物理的条件を重視される方が多いのではないでしょうか。
①の物理的な面で決めることも必要ですが、実は②のような自分が目指す教師像に近づくためには、自治体の教育方針等の方が重要です。
それぞれ注目すべきポイントをみていきましょう。
この条件では、自分が試験に通りやすい条件に注目しましょう。
教員採用試験は、68自治体で行われますが、各自治体によって出題の形式は様々です。
・筆記試験はマーク式or記述式
・一般教養は出題されるのか
・論作文は課されるのか
…など、出題のされ方や点数のつけ方は、志望する自治体によって異なります。
そこで志望先を決める際に注目していただきたいポイントは、
①倍率
②試験傾向、科目
の2つです。
倍率が低ければ通過する確率は、比較的高くなります。
前回お話しした通り試験傾向や科目に関しても、教職教養のみの出題なのか、教職教養と一般教養の両方が出題されるのか、様々です。
早めに志望する自治体を決め、実施要項を確認しながら勉強の計画を立てましょう!
こちらの条件では、自治体の教育理念や方向性が大事です。
各自治体の教育委員会では、それぞれの教育理念や方針が決められており、それに向けた取り組みに力を入れています。
これらは、受験先を決める上で重要なポイントになります。
各自治体のHPには教育振興基本計画をご覧いただくと、目標やこれからの方向性が分かります。
例えば、和歌山県の第3期教育振興基本計画では、下記の5つの基本的方向性が記されています。
1,未来を拓く「知・徳・体」をバランスよく備えた人づくり
2,信頼される質の高い教育環境づくり
3,子供たちの成長を支えるコミュニティづくり
4,生涯にわたる学びやスポーツ・文化芸術・に親しむ社会づくり
5,人権尊重の社会づくり
こういった各自治体の教育方針などは自分の目指す教員象と重ねながら決めることができるので、チェック必須です!
また、それぞれの方向性に対して目標や取り組みがいます。
3の子供たちの成長を支えるコミュニティづくりの取り組みの1つに、きのくにコミュニティスクールの推進が挙げられています。
きのくにコミュニティスクールとは、学校と地域が協力し合い、同じ目標に向かって学校の運営をしていく取り組みです。
このようなその自治体独自の取り組みは、受験先を決める際の重要ポイントになることがもちろん、いざ受験した際の志望理由などにも使えるため、必ずチェックしておきましょう!
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