東京アカデミー大分校
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みなさんこんにちは!東京アカデミー大分校です☺
本日は、「人体の構造と機能」と「疾病の成り立ち」における出題基準の追加項目と過去問題をご紹介したいと思います!
目標Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ-4-A「骨と骨格」が中項目に新設 ※「骨格と構造と機能」からの変更
目標Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ-4-B「関節の構造と機能」が中項目に新設 ※「関節の構造」からの変更
目標Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ-6-A「心臓の構造と機能」に「心周期」が追加
・心周期とは、心臓の収縮と弛緩からなる拍動のこと。
目標Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ-10-C「縦郭」が中項目に新設
・更に「縦郭の区分」「縦郭に含まれる器官」が小項目として新設。
目標Ⅳ-15-B「コミュニケーションエラーの防止」
・新設。対話不足によるコミュニケーションエラーが医療事故の7割近くを占めることが背景にある。
目標Ⅳ-16-D「採血後の観察内容、採血に関連する有害事象」
・新設。採血技術だけでなく、その後の患者の状態にも着目すること。
目標Ⅳ-10の大項目「全身の感染性疾患」が新設。-A「感染性患者の病態と診断・治療」が中項目に新設。
・小項目に以下の3つが追加。
➀ウイルスによる感染症(インフルエンザ、流行性耳下腺炎<ムンプス>、麻疹、風疹、エボラ出血熱、コロナウイルス感染症、ヒト免疫不全ウイルス<HIV感染性>)
②細菌による感染症(結核、コレラ、破傷風、梅毒)
③敗血症
目標Ⅳ-13の大項目「皮膚機能」が新設。-A「皮膚の疾患と病態と診断・治療」が中項目に新設。
・多くの皮膚疾患を小項目に指定。既出のアトピー性皮膚炎や帯状疱疹などに加え、薬疹、ケロイド、鶏眼<うおのめ>、胼胝<たこ>なども記載。
≪人体≫
問1 縦隔に含まれるのはどれか。【キーワード:縦隔】
1 .肺
2 .胸腺
3 .副腎
4 .甲状腺
問2 関節や神経叢の周辺に限局して起こる感覚障害の原因はどれか。【キーワード:関節の構造】
1 .脊髄障害
2 .物理的圧迫
3 .脳血管障害
4 .糖尿病の合併症
≪疾病≫
問3 次の文を読み、以下の問いに答えよ。【キーワード:敗血症】
Aさん(78歳、男性)は、尿路感染症による敗血症で入院し、5日が経過した。中心静脈ラインから輸液ポンプを使用して乳酸加リンゲル液が投与され、その側管からシリンジポンプを使用してノルアドレナリンが投与されている。朝9時、日勤の看護師が訪室したとき、シリンジポンプの閉塞と輸液ポンプの気泡混入の、2つのアラームが作動した。ノルアドレナリンの入ったシリンジは残量があり、乳酸加リンゲル液のボトルが空になっていた。各ポンプおよび各輸液ラインの状況を図に示す。
看護師がアラームを停止した後に行うこととして最も優先度が高いのはどれか。
1 . 乳酸加リンゲル液を準備する。
2. ノルアドレナリンを準備する。
3 . 輸液ポンプ内のラインの気泡を除く。
4 . 輸液ラインの閉塞や屈曲がないか確認する。
問4 ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染症で正しいのはどれか。【キーワード:ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染症】
1 .経皮感染する。
2 .無症候期がある。
3 .DNAウイルスによる。
4 .血液中のB細胞に感染する。
問5 梅毒について正しいのはどれか。【キーワード:梅毒】
1 .ウイルス感染症である。
2 .感染経路は空気感染である。
3 .治療の第一選択薬はステロイド外用薬である。
4 .梅毒血清反応における生物学的偽陽性の要因に妊娠がある。
過去問題は解けましたでしょうか?間違えた問題や回答を迷った問題は、今一度内容を確認しましょう☺!
過去問 解答番号
問1:2 問2:2 問3:4 問4:2 問5:4
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