東京アカデミー東京校
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こんにちは。教員採用試験の予備校=東京アカデミーの福田です。
今日は、気になるニュースを2本。
◆小学校高学年の教科担任制、2022年度から本格導入へ
12月20日(木)、1月1日(水)のブログでも取り上げられた『新しい時代の初等中等教育の在り方 論点取りまとめ(令和元年12月 中央教育審議会初等中等教育分科会)』の中の「義務教育9年間を見通した教科担任制のあり方について」という項目で、“令和4(2022)年度を目途に小学校高学年からの教科担任制を本格的に導入すべきである”と書かれています。
詳細は下記リンクをご覧ください。
⇒ 文部科学省 「新しい時代の初等中等教育の在り方」の論点取りまとめ
一部の小学校では既に導入されていますが、全面的な導入に向けて、今後、義務教育課程9年間のあり方、小中連携とそれを見越した教員の養成・免許・採用・研修・人事のあり方などが検討されることになります。
実現すれば、小学校教員の負担も減るものと予想されます。と同時に、2018年夏採用試験あたりから全国で広がり始めた小学校の教員採用試験における実技試験の廃止・縮小もますます進むでしょう。
◆スポーツ庁調査、小5男子の体力過去最低に
スポーツ庁は、令和元年(2019年)度の『全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果』を12月23日(月)付で公表しました〔サイト公開は12月26日(木)〕。
調査の実施時期は2019年4月~7月で、対象者は小学校・義務教育学校前期課程・特別支援学校小学部の5年生全員、中学校・義務教育学校後期課程・中等教育学校前期課程・特別支援学校中学部の2年生全員です(ちなみに、小学校・中学校・義務教育学校・中等教育学校の違いは明確に分かりますか?教員採用試験に時折出題されます)。
男・女それぞれの体力合計点(各テスト項目の得点を合計した点数の平均値)は、いずれも前年度より低下し、
小学生男子は平成20年度の調査開始以降最低でした(ただし、平成20年度以降、毎年低下しているわけではありません)。
アンケートとのクロス集計では、
1)児童・生徒のテレビ、DVD、ゲーム、スマートフォン、パソコン等による映像の視聴時間が長くなると体力合計点が低下する
2)運動が苦手な児童・生徒に対して、授業での助け合いや話し合い等の取組を行うと、運動やスポーツが「好き」の割合が高くなる
等の傾向があるようです。
小学校・中学校における「体力向上に関する取組事例」も紹介されていますので、ぜひ下記のリンクからご覧ください。
⇒ スポーツ庁(文部科学省) 令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果
さて、東京アカデミーでは、現在2月10日(月)からスタートする一般選考対策コース現役生部・全日制2月生の申し込みを受付中です。
詳しくは、下記のリンクからご確認ください。
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