東京アカデミー町田教室
ブログ
みなさんこんにちは。
東京アカデミーの片貝です。
皆さんもご承知の通り、第112回看護師国家試験から新しい出題基準(令和5年版)が適用されます。
本日はその新しい出題基準(令和5年版)と直近3回(第109・110・111回)の看護師国家試験を照らしあわせ、直近3回の中で、毎回出題されていた出題基準の「項目」をご紹介いたします。
あわせて、その項目に該当する過去問についてもご紹介いたします。
◇過去3回(第109~111回)で毎回出題された出題基準の項目
精神看護学
目標Ⅴ.精神疾患・障害がある者の人権と安全を守り、回復を支援する看護について基本的な理解を問う。
大項目「7.精神保健医療福祉における多職種連携」
中項目「A.多職種連携と看護の役割」
小項目「連携する多職種(医師、歯科医師、保健師、助産師、精神保健福祉士、作業療法士、
介護支援専門員、精神保健福祉相談員、ピアサポーター、薬剤師、公認心理士の役割)」
◇上記項目に該当する過去問
<第111回 午後問題110>
110 入院後1 か月、面会に来た妻から、「夫の会社から休業給付が出ないかもしれないと言われました。
子どもが小さく、生活費もかかるので、入院費用が払えるか心配です」と看護師に相談があった。
妻の相談に関して、看護師が連携する職種として最も適切なのはどれか。
1 .公認心理師
2 .作業療法士
3 .理学療法士
4 .精神保健福祉士
正答 4
<第110回 午前問題60>
60 都道府県知事の任命を受けて、精神保健福祉センターで精神障害者や家族の相談を行うのはどれか。
1 .ゲートキーパー
2 .ピアサポーター
3 .精神保健福祉相談員
4 .退院後生活環境相談員
正答 3
<第109回 午後問題111>
111 入院後3 週、A さんの精神状態は落ち着き、職場に早く戻りたいと意欲があったため、退院に向けての準備をすることになった。
自傷行為は、入院前の1 回のみだった。A さんは「また過食をしないか心配だ」と看護師に訴えた。
そのため主治医はA さんと話し合い認知行動療法が開始となった。
A さんの退院に向けて、医師、看護師のチームと連携するメンバーで最も適切なのはどれか。
1 .栄養士
2 .薬剤師
3 .臨床心理士
4 .ゲートキーパー
5 .精神保健福祉相談員
正答 4
過去問は国家試験対策において重要なツールになります。
過去の傾向を知ることで、国家試験で重要となる項目が見えてきます。
なお、新しい出題基準はこちらから確認できますのでチェックしておきましょう。
講座に関するご相談を随時お受けしております。お気軽にご質問ください。
合格に向けていっしょに頑張っていきましょう!