東京アカデミー立川教室
ブログ
こんにちは。教員採用試験の予備校・東京アカデミー立川校の弓削です。
本日、10月27日(木)に文部科学省より、「令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について 」が発表されましたので、お知らせいたします。
【調査結果のポイント】※文部科学省HPから抜粋
いじめの態様別では、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる。」が最も多く(小学校57.0%、中学校62.2%、高校58.7%、特別支援学校48.3%)、「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをして叩かれたり、蹴られたりする。」が次点。
「パソコンや携帯電話等で、ひぼう・中傷や嫌なことをされる。」の件数は全体で21,900件で、引き続き増加傾向。
H26: 7,898件、H27: 9,187件、
H28:10,779件、 H29:12,632件、
H30:16,334件、R元:17,924件、
R2: 18,870件
小中学校における不登校児童生徒数は9年連続で増加し過去最多。
不登校の要因は、「無気力・不安」が最多で小中学校全体の49.7%。続いて、「生活リズムの乱れ、あそび、非行」11.7%。
調査結果からは、
※その他にも暴力行為、中途退学、自殺などの調査結果も掲載されています。詳細は文部科学省HPでご確認ください。
教員採用試験としては、いじめ等諸課題が今までと比べてどう変化したのか、過去最多になった、何年も連続で増加している、などどういう傾向があるのかを読み取って、把握しておくことが重要です。
具体的な数値も覚えておくと、論文を書くうえでの根拠として使えたり、人物試験でも使える知識になります。また、それらにどう対応することが適切か、文部科学省の指針も理解しておくと良いかと思います。
詳細な調査結果は、コチラから
下記の講座・イベント名をクリックして詳細をチェック!