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【教員採用試験】東京都の併願先にオススメな自治体はどこ？

試験情報

2022.10.28

皆さん、こんにちは。

教員採用試験の予備校　東京アカデミー東京校の滝口でございます。

今回は、東京都を受験する上での、併願先にオススメの自治体について、解説したいと思います。

来年夏の教員採用試験を受験される方で、併願先はどこがいいのか？

そもそも併願受験をするべきなのか？、ということで悩まれている方も多いと思います。

以前にも併願についての記事は出させていただいておりましたが、今回はより詳しく解説させていただこうと思います。

以前のブログはコチラから

ブログ（2022/5/13投稿：【教員採用試験】併願は、強くおススメします！）

併願をするメリットとは？

併願をすることを強く勧める理由は何なのか？それは以下の通りとなります。

①本命の志望先受験にあたり予行演習になる

教員採用試験は、年1回の試験ということもあり、かなり緊張することかと思います。
その為、本命の自治体を受ける前に試験を実施している自治体を、予行演習として受けることで、
試験の雰囲気に慣れることができます。

東京都と同様に教職教養のみの出題であり、実施日が東京都より早い自治体は、2022年夏受験の試験の例ですと、
茨城県・岡山県・奈良県・京都府などが挙げられます。

②その年に出題されるであろう、教育時事・答申の情報収集ができる

他自治体の教養試験などで出題された、教育時事・答申は当然本命の自治体でも出題されうる内容です。
最新の教育時事などはどこから出題をされるのか、予想するのが難しいので、
その年の他自治体で実施された試験などから把握することが、併願することで可能となります。

上記に記載している、4つの自治体では、以下のような教育時事・答申が出題されました。

・「令和の日本型学校教育」の構築を目指して～全ての子供たちの可能性を引き出す，個別最適な学びと，協働的な学びの実現～（答申）
→東京都でも同年に出題されました！

・教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律

・人権教育を取り巻く諸情勢について 人権教育の指導方法等の在り方について〔第三次とりまとめ〕策定以降の補足資料

・令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

・「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について

・第3次学校安全の推進に関する計画

・幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策などについて（答申）
→東京都でも同年に出題されました！

以上が、併願するメリットとなります。

では、ここからは実際に東京都の教員採用試験を受ける際に、おすすめの併願先を紹介します。

東京都の併願先としておすすめの自治体は？

東京都の試験を受ける上で全体的な内容を踏まえて、併願受験のおすすめは、
茨城県（1次試験：6/26）・奈良県（１次試験：6/25 , 6/26 , 7/9 or 7/10）です。

※奈良県は、１次試験の集団面接（討議）と日程が重なる可能性があります。

上記の自治体は、教養試験が教職教養のみでの出題であり、いずれの自治体も
学習指導要領、特別支援、生徒指導など出題の傾向にも類似性がみられます。
また、両自治体とも専門試験の出題がそれぞれマークシート式・択一式であるため、
東京都の試験と並行して対策がしやすいです。

特に茨城県は関東地区で唯一、東京都よりも実施日が早い自治体となりますので、
東京都を本命としている方にとっては、試験の前哨戦としては最適かと存じます。