東京アカデミー津田沼校
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【教員採用試験対策】千葉県教育委員会より「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」について公表されました
こんにちは！東京アカデミー津田沼校・教員採用試験対策担当の菅原です。
本日は、10月27日（木）に文部科学省より、「令和３年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について （リンク）」が発表された事に関連して、千葉県教育委員会からも調査結果の発表がございましたので、お知らせいたします。
【調査結果の概要】※千葉県教育委員会HPより抜粋
- 小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は5,090件で,前年度の3,744件より1,346件増加。
- 小・中・高等学校・特別支援学校におけるいじめの認知件数は51,478件で,前年度の40,230件より11,248件増加。
- 小学校において不登校を理由としている児童数は3,583人で,前年度の2,691人より892人増加し,全児童に対する割合は1.18％で0.3ポイント増加。中学校において不登校を理由としている生徒数は6,368人で,前年度の5,159人より1,209人増加し、全生徒に対する割合は4.30％で0.78ポイント増加。
- 高等学校において不登校を理由としている生徒数は2,270人で前年度の1,593人より677人増加し,全生徒に対する割合も2.41％で0.79ポイント増加。
- 高等学校の中途退学者数は909人で,前年度の933人より24人減少し,年度当初の在籍者数に占める割合は0.96％であり,前年度の0.94％より0.02ポイント増加。
いじめ
いじめ認知件数は、前年度から新型コロナウィルスによる一斉休校の影響で減少した分、大幅増となっているが、全国で3番目の多さとなった。
いじめの様態別では、「冷やかしやからかい,悪口等」がもっとも多く（小学校53.9％、中学校61.8％、高校43.7％）、次に「軽くぶつかられる,たたかれる等」が（小学校27.4％、中学校15.6％、特別支援学校25.1％）多い。
「パソコンや携帯電話で,ひぼう・中傷や嫌なことをされる」は、高校では（23.8％）と2番目に多かった。※全国平均でも増加傾向
不登校
小中学校における不登校児童生徒数は10年連続で増加し、初めて1万人を超え過去最多。
不登校の要因は、「無気力・不安」が（小学校59.5％、中学校49.5％）が一番多く、続いて小学校が「生活リズムの乱れ、あそび、非行」が10.6％、中学校が「いじめを除く友人関係をめぐる問題」が12.7％とそれぞれ2番目に高い結果となっている。
試験対策との関連について
いじめ、不登校については、個別面接において頻出な質問内容となっております。そのため、全国と比較して千葉県の現状がどうなっているのか過去を含めて知っておくことが重要です。知った上でどう対応することが適切か、文部科学省の指針も理解しておくと良いかと思います。
詳細は千葉県教育委員会のホームページ（リンク）をご参照ください。
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