東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
10/27に文部科学省より発表されました、令和3年度『児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果』について、重要ポイントをまとめていきたいと思います。(『児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果』を対策するにあたってのポイントについてはこちらをご確認ください⇒高松校2021.10.24ブログ)
ここで、香川県の認知件数を確認してみると、
全国平均47.7件よりも低い34.8件となっています。この点をみれば、現場の取り組みにおいて一定の成果が出ているのではないかと考える一面もありますが、【児童生徒課長通知】の『いじめを認知していない学校にあっては、・・・解消に向けた対策が何らとられることなく放置されたいじめが多数潜在する場合もあると懸念している。』というコメントも考慮したうえで、予断を許さない状況だと捉えることが大切であると考えます。
また、注目したいデータとして、「いじめが解消された」状態についてみておきたいと思います。いじめが解消された状態とは、
の2点が満たされていることが最低限の条件であり、それであっても、「必要に応じ,他の事情も勘案して判断するものとする。」とされています。そのように厳しく判断される『解消された』状態ですが、その割合は昨年度よりも上昇しており、 80.1%(前年度 77.4%) となっている点は、現場の先生方の取り組み、チーム学校としての連携などの成果だといえるのではないでしょうか。
今回は「いじめ」について確認しました。上記以外にもいじめの様態やいじめ発見きっかけなどについて、データをしっかりと押さえておきましょう。
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本気の皆様をお待ちしています。