東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは!
公務員試験の予備校、東京アカデミー岡山校です。
さて今回のブログでは2023年ご受験予定の方に向けて、「教養試験の傾向と対策」についてご紹介いたします!
例外もありますが、多くの公務員試験では一次として筆記試験を課せられます。高卒程度公務員の筆記試験で課せられるのが「教養試験」と呼ばれる試験です。
教養試験は大きく分けて、「一般知能分野」と「一般知識分野」に分けられます。試験によって差異はありますが、概ね5:5の割合で出題されます。
公務員試験独自の問題です。簡単に説明すると「数学の文章題」と「現代文・英文」と言えます。「数学の文章題」はいくつかパターンがあり、そのパターンを覚えて、本番でそのパターンにあてはめて解いていくというイメージになります。つまり、「理解を必要とする科目」「その場で考える科目」です。試験対策として最初に学習を始めて、最後まで続ける科目になります。解法を覚えることやこの分野の問題を解くことに慣れることが、高得点を目指すことでは重要になります。しっかり時間をかけて練習していきたい分野です。
日本史・世界史・地理・数学・物理・化学・生物など、高校で学習する科目です。数学や物理など一部計算を必要とする科目もあります、基本的には問題を見た時点で覚えているかいないかで解答できるかできないかがわかります。つまり、「暗記の科目」「事前準備ですべてが決まる科目」です。素直に学習しようとすると高校3年間分なので非常に時間がかかります。一般知能分野と比べると一科目ごとの出題問題数が少ない上に頻出のテーマがあるため、無理にすべて覚えようとせず、過去問などから傾向を探りポイントを絞って学習する分野です。
一次試験の合格に必要な点数の目安は行政職で7割、公安職で5~6割と言われています。一般知能(その場で考える科目)で高得点を獲得し、一般知識(暗記の科目)の中の得意科目で、合格に必要な残りの点数を獲得するように学習を進めると、合格が近づきます。ぜひ参考にして下さい。