東京アカデミー静岡校
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こんにちは、東京アカデミー静岡校です!
今回も「今年から新たに必修問題に加わった小項目(キーワード)に関する過去問題」を紹介していきます。
「今年から必修問題に新たに加わった」小項目がいくつかありますが、
それに関する問題は、過去に「一般問題・状況設定問題として出題されている場合」、「必修問題の他の分野から出題されている場合」もあります。
紹介する過去問題を解いて、周辺知識も合わせて確認することで
今年の必修問題対策に役立てていきましょう✊🏻
🌟新たに必修問題に加わったキーワード 止痢薬
「止痢薬」は出題基準「目標Ⅲ-12.薬物の作用とその管理-A.主な薬物の効果と副作用(有害事象) 」の中の小項目です。
平成30年版出題基準の「下剤」という表記が、「下剤、止痢薬」と変更になりました。
では問題を見ていきましょう!
【第106回 午後47問(正答率93.8)】
高齢者施設に入所中のAさん( 78歳、女性)は、長期間寝たきり状態で、便秘傾向のため下剤を内服している。下腹部痛と便意を訴えるが3日以上排便がなく、浣腸を行うと短く硬い便塊の後に、多量の軟便が排泄されることが数回続いている。既往歴に、消化管の疾患や痔(hemorrhoid) はない。
Aさんの今後の排便に対する看護として最も適切なのはどれか。
1 .直腸の便塊の有無を確認する。
2 .止痢薬の処方を医師に依頼する。
3 .1日の水分摂取量を800mL程度とする。
4 .食物繊維の少ない食事への変更を提案する。
(正答:1)
高齢者は生理機能の低下や移動能力の低下などにより、排泄障害が起こりやすいです。
Aさんは「便秘傾向のため下剤を内服している。浣腸を行うと短く硬い便塊の後に、多量の軟便が排泄される」とあるため、まずは直腸の便塊の有無を確認することが必要です。
今回は「止痢薬」に関する1問をご紹介しました。
紹介した問題は少し応用的な内容でしたが、
必修対策のために「止痢薬」の基本的な部分についても確認しておいてくださいね!👀
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